2009年5月3日
GOEMON

 映画館で「GOEMON」を鑑賞。
 うーん。紀里谷もこんなの作ってるから、ウタダにフラれるんだよ。(汗)
 基本となってるコンセプトやストーリーは悪くないと思う。みんなが知ってる史実をベースにしつつ、でもエンターテイメントとしてこれでもかっていうくらいアレンジを加えて、より楽しめる様にしてる。あらすじ的にストーリーを思い出せば、あぁなんか最後感動してちょっと泣けてもおかしくなかったなって気もするし。
 でもねー。なにがダメって、やっぱ映像。いくらなんでも加工しすぎだろー。アクションシーンとか、CGを多用してスピード感あるおもしろい映像になってるのに、「絵」として色味とかそういうのがおかしすぎて、言い方悪いけどキチガイが描いた絵の色遣いのようで、ノイジーだし、見ててかなり不快だよ。
 アニメっぽい雰囲気を出してるつもりなのかもしれないけど、この加工のせいで「合成しました感」を強めちゃって余計に違和感を増してる気がする。
 それから。俳優はみんな良さそうな人たちばっかりなのに、みんなセリフが棒読みに聞こえてヘタクソに見えるんだよね。何でだろう。そういえばキャシャーンの時も、みんなセリフヘタだなぁって思った記憶がある。
 そういうあたりも関係するのか、見ててなんか「なっがいなぁ」って感じ。後半に、盛り上がってこれでおしまいかってシーンが3〜4回あって、でも終わらないから「うわ、まだ続くのか。まだ続くのか」って。最後は「はぁ。やっと終わったか」って思っちゃったよ。
 なんだろうね。おもしろければ盛り上がりが何度か来ることは楽しいことのはずなのに。疲れたよ。

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