2005年7月23日   ♪なつなつなつなつココ〜ナッツ

 映画館で「アイランド」を鑑賞。
 2015年、だったっけ?結構近未来な設定だったと思うけど、なんか変に設定年を出しちゃったから、その科学技術の進歩度合いとか、車を初めとするメカデザインの未来度とかが、観ててちょっと気になっちゃったかも。えー、10年でこんななるかぁ?とか。
 ま、それはともかくとして。とりあえず、カーチェイスとかいろいろアクションとして迫力あったし、おもしろかったと思うよ。
(以下、ネタバレ)
 「商品」としてクローンを作って、彼らは意識があって普通に生活している(つもり)なのに、製造者側はやっぱり「モノ」としてみていて、用が済んだらサクっと無表情に殺しちゃう、ってあたりがすごいなぁ怖いなぁって。もう何度もやってるからってことなんだろうけど、そこまで達観できるもんかなぁ。
 まぁでも、これって実験とかに使われるモルモットと一緒ってことだよね。モルモットだってやっぱかわいそうだし、でも人間の病気を治すためにとかって理由をつけて、利用して殺しちゃってる。やってる人が平気なのかどうかは知らないけど。
 だから、実際作ったら余計なエピソードに見えちゃうかもしれないけど、クローンたちが逃げ出した後、彼らに対して世間や政府がどう対応したか、殺すのか隔離するのか受け入れるのか、その辺が気になったわ。