2005年12月11日   炎のゴブレット

 映画館で「ハリーポッターと炎のゴブレット」を鑑賞。
 エマ・ワトソンかわいいー。きれいー。きゃー。o(>_<)o …以上。(^^;
 いやね、別に全然つまらないと思ってるわけでもないんだけど。なんていうのかなぁ。やっぱりこのシリーズは、世界観とか雰囲気とかが、どうも肌に合わないというか。
(以下、ちょっぴりネタバレ。)
 例えばね、今回「永遠の栄誉」だったっけ?なんかそんなのが与えられるとかって言って、すごい危険な「試練」とやらに挑戦するでしょ?そこで劇中ではまず、「永遠の栄誉」とかってのがもらえるって発表されたところでみんなが盛り上がるわけだ。危険だから17歳未満は参加できないって言われてブーイングが起こるわけだ。そういうのを見ると、「えー?なんでそんなわけわかんないモノをもらうために命かけることにみんな盛り上がるわけ?」みたいな気分になっちゃうのよ。
 シリーズ全体を通してそうだけど、喜ぶポイント、がんばるぞって思うポイント、ほめるポイントけなすポイントねたむポイント疑うポイント。そういう感情の変化が起こるポイント・理由が、見ていて素直に同調できないことが結構あるのよ。「えー。なんでそこでそう思うの?」みたいな。そこがなんかこのシリーズを素直におもしろいって言えない所なんだよねぇ。
 あとね、今回ほとんどでなかったけど毎回出るほうきに乗ってボールを追いかける競技があるでしょ。これのルールがどうにもくだらないってのは前に書いたけど。そういう競技とか順位をつける系のルールに首をかしげることも多い気がするよ。
 例えば今回の湖に潜るやつだって、ハリーはビリだったけど他の人も助けようとした結果だから2位にする、とか。またかよーって感じがしちゃうんだよね。毎度ハリーびいきの裁量配点。普通主人公が活躍したり評価されたりすると見てるこっちもうれしいと思うことが多いと思うんだけど、このシリーズに限っては理由を見つけてひいきしてるように見えちゃうことが多くて、どうもねぇ。
 小さなお子様にはこれで良いんだってことなのかな。上映回数も、吹き替え版の方がたくさんやってたしね。