2006年3月15日   否いイナイバウアー

 なんか、「イナバウアーするカメ」だの、ホラー映画で主人公がのけぞるCMが「悪魔のイナバウアー」って呼ばれてるだの、「話題性」という名の下にワリとくだらない話まで大きく取り上げられちゃうって現象は毎度のことだよねー、って話はおいといて。
 そもそも「イナバウアー」って、体をのけぞらせて滑ることじゃないみたいね。滑ってるときの足の形を言うみたい。だから、のけぞらせなくてもイナバウアーだし、のけぞらせるイナバウアーは「レイバック・イナバウアー」とかっていうんだってさ。
 そういう意味で、上に挙げた2つとか、オリンピック以来世間で「イナバウアー」って言ってるほとんどのものが、違うんじゃないかなぁって感じ。まぁ、先の「カメ」は、足が微妙にイナバウアーしてた気がするけど。(^^;
 こういう、単語が本来とはちょっと違う意味で世間に広まっちゃうことって良くあるけど、こういう時、もともとの正しい意味を知って使ってた人は、こういう状況ってすげームカつくんだろうなぁ、なんて思った。
 例えばこの場合、体をそらせただけでイナバウアーって言って喜んでるTVや世間一般を見て、スケートに詳しい人ほど「そんなのイナバウアーじゃねーよ。バカじゃねーの。(--#」って思ってるだろうなぁ、とか。
 ほら、例えばインターネットが広まってきたころ、「ホームページ」って単語の正しい意味を啓蒙(?)しようとがんばってた(間違って使ってる人をバカにしてた)人たちっていっぱいいたよねー、とか。結局徒労に終わったけど。
 …何を言いたかったのかわかんなくなってきたけど、そんな感じ。(^^;