映画館で「少年メリケンサック」を鑑賞。
　うんうん。そこそこ笑えて適度にくだらなくて、良い意味でＢ級な感じ。すごくおもしろかったってワケじゃないけど、だんだん過去が語られて、ドタバタがあって、彼氏がいて、それらがちゃんとつながったりするところが良いね。
　まぁ、もっとゲラゲラ笑えるとよりよかったかなー。ちょっとそういうのを期待してたから。
　でもでも、（役者としての）あおいちゃんファンとしては、自分が好きな系統のあおいちゃんの演技がいっぱい見れて、大満足な感じ。ホント上手だし、いろんな表情を見せてくれて、見てて楽しいのよ。眉間にしわを寄せた映画ポスターだけで、この映画見たくなっちゃったし。篤姫はどうしてもだいぶ押さえた感じだったけど、こっちは全開だしね。

　映画館で「チェンジリング」を鑑賞。
　うん。事実は小説より奇なりとはよく言ったもので、事実の映画化だって知って見るからこその、えーうっそーありえねーこえーって感じを楽しめるというか味わえるね。作り話だとしたら、いろいろ突っ込みたくなっちゃうかも。
　もう、警部の対応にむっかむかくるね。でもやっぱり良いのは、アンジェリーナの演技だよね。うまいなぁ。目や表情が良いよね。母親の感情がひしひしと伝わってくるから、この映画のストーリーをより楽しめるって気がする。良い映画だったね。

　DVDで「ターミネーター： サラ・コナー・クロニクルズ」全５巻鑑賞。
　そういえば海外のTVシリーズをDVDで見るのは初めてかなぁ。
　で、これ。ターミネーター2.5って感じか。俳優がみんな違うとはいえ、登場人物とか、２の続きなことをしっかり前面に出したストーリーなのが、楽しいというか懐かしい感じで良いね。アクションとかもなかなかがんばってるし。ターミネーターに心のようなものを持たせようとしてるのかなってストーリーが、映画シリーズと違って新鮮で良いし。
　ただ、２の続きなのに液体金属なターミネーターが一切出てこないのは、アレはちょっと強すぎてストーリーが構成できないだろうからそれは目をつぶるとしても、どことは言わないけど全体的になんとなく設定とか展開とかに矛盾や突っ込みたいぞ感を感じちゃうね。TVシリーズとしておもしろく見せるために、ある程度はしょうがないのかなぁ。
　それと、このシーズン１は９話しかないのに、後半は何となくマンネリ気味でテンポが落ちてきたような印象を受けちゃったかな。あらすじ的には毎回全然違うように思うんだけど、なんでかな。
　まぁそれはいいとして、いくらシーズン２に続くとはいえ、あんなまったくもって途中も途中なところで終わるな〜って感じ。それなりにでもオチをつけてくれよ。この終わり方に悪い意味で衝撃を受けちゃって、全体の印象を悪くしてる感じ。

　映画館で「20世紀少年　第２章　最後の希望」を鑑賞。
　うーん。前作の続きとして、それなりにおもしろいし、見てて飽きてきたりはしない。
　ただ、なんていうか、盛り上がりに欠けるというか、小さめのエピソードが連続しているだけで、１本の映画としてどこかにぐいぐい引っ張られるとか、そういう感じはしないね。起承転結の承だけを見ているような感じか。だから、見終わってそんなにおもしろかったーって気分にはならないけど、見て損したとも思わない。
　やっぱ、ラストをもっと怖い感じに盛り上げてくれれば良かったのになぁ。サラっと終わっちゃうんだもの。カルト宗教に洗脳されていくような怖さもあんまり感じないし。ちょっともったいない感じ。最終章のための説明とお膳立てを見たから、さぁ早く最終章を見せてくれって気分かな。