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FM-7


スレッド作成 : 厨子直人さん
 (1997/11/27 16:50:11)

 FM-8の基本設計をそのままにCPUを倍速化し、PSG音源を搭載したのが、FM-7です。このPSG音源の仕様は、工学社の「I/O」に掲載されたものをそのままメーカーが採用する、という珍しい方式が取られました。これは、TI社のAY-3-8910(型式違っていたらごめんなさい)を搭載した音源で、ファミコンの音源と同じ石です。I/Oに記事が掲載されたわけですが、コントロールROMと基板さえサービスで販売した、という大変支持の高かったボードです。当時、技術的な主導権をユーザーが完全に掌握していたのがよくわかる一例といえます。
 このころから、工学社と富士通は技術的な交流があったと目されますが、FM-7で世間を「あっ」と言わせたデモプログラムは工学社が供給したものでした。
 なお、FM-8で支持の少なかったバブルメモリのサポートなどは省かれ、低価格で商品を供給しようという姿勢も感じられました。当時としては、まれにみるヒット商品となりました。


hamada さんのコメント
 (1997/11/27 16:50:28)

 FM-7とファミコンの音源が同じものだと記載されていますが、ファミコンの音源はAY-3-8910ではありません。
 ファミコンの音源チップは3声ですが、そのうち1chは波形が三角波固定です。他の2chは矩形波出力ですが、パルスのデューティー比(パルス幅)が可変なので、AY-3-8910の50%パルス固定と比べればかなりバリエーションのある音色が作れます。


mio さんのコメント
 (1997/11/27 16:50:54)

 細かいですが、3音の他にノイズ専用(つーかなんというか)1音が出たような記憶が…。

 ディスクシステムは…OPL×1追加、でしたっけ…?
 あと、コナミのゲームがチップでSCC×5…?

 記憶の彼方…。


FM-7のCPU

たけべけんいち さんのコメント
 (1997/11/27 16:41:30)

 名CPU、6809です。Z80よりスピードが早かったはずです。
 FM-7シリーズは6809を二つものっけていたのですよ。


Liw Kan さんのコメント
 (1997/11/27 16:41:50)

 1個はメイン、1個はサブで、サブは確かディスプレイとかキーボードの制御用でしたね。両者はメインメモリの256バイト(だったと思う)の窓を通してデータをやりとりできて、プログラムも送れた。
 あと、本体後部にサブボードを3枚させた。1枚はZ80ボードでした。FM-7はZ80も使えたのです!。あとの2枚のサブボードは何だったかなぁ。


みれい さんのコメント
 (1997/11/27 16:42:08)

 Liw Kanさんの補足になりますが、FM-7の3つのスロットのうち一個はZ80用ですが、他は汎用バススロットです。
 漢字ROM、RS-232C、FM音源、FDインターフェース、マウスボードなどが付きます。Z80カードは汎用スロットもふさいでしまうので、漢字やFDを併用する人は、カードをタコ足で刺せるサブボードを載せたりして苦労していましたっけ。


Saiey さんのコメント
 (1997/11/27 16:42:25)

 カードをたこ足?拡張I/Oスロットとかとは違う物なんでしょうか?


みれい さんのコメント
 (1997/11/27 16:42:40)

 拡張I/Oスロットはケースに収まっていますが、これはコネクタが3つぐらい直付けになっている単なる基盤で、そこにボードを刺すのです。
 シスペックや九十九が自社ブランドで売っていたように記憶しています。


paropuse さんのコメント
 (1997/11/27 16:43:03)

 FM-7は2個のCPUを積んでいたから速いという話もありますが、だいたい嘘です。多くの場合1つのときより遅くなります。理由は、サブ側にメモリがほとんど無いので、グラフィックを表示するためにはいちいちメイン側から転送しなければならないことが多かったからです。
 メインからサブにデータを送るためにはサブ側が止まっていなければなりません。しかも、その共有RAMは128バイトしかありません。128バイトを超えるデータを転送する場合、サブが転送し終わるのを待って、またサブを止めて転送となるので、倍の時間がかかったりするわけです。
 77AVでは、サブを止めておけば、メインが自由にグラフィックも触れるようになりました。
 77が速かったのは、単にCPUが速かったという面が大きかったでしょう。FM-8の頃にはグラフィック使ったソフトはあまり無かったので、小さなメモリしか無いサブ側もそれなり動けたのですが、2Dリアルタイムゲームには向きませんでした。


ファミコンの音?

あきよし さんのコメント
 (1998/1/8 17:07:23)

すでに違う話題ですが (^^;

ファミコンの音源は CPU 組み込みです。
hamada さんの指摘どおり、三角波 1ch 矩形 2ch 、
それにノイズチャンネル 1chとデルタPCM 1ch の、
合計 5ch を搭載していました。

魔法使いの森のファミベーの記事


求む!FM-7用のデジタルRGBケーブル

三嶺 さんのコメント
 (1998/5/6 23:51:45 -
E-Mail)

家にFM-New7本体はあるものの、デジタルRGBのケーブルがありません。(デジタルRGBのディスプレイはある)
X1と同じだと思っていたら、なんだかピンが違ってたりして...
この結線がわかる方、またはケーブルを売ってくださる方、おられましたらよろしくお願いします。
ついでにデータレコーダーとケーブルも...


出張御苦労様です(笑)

よし坊 さんのコメント
 (1998/5/7 04:15:32)

帰ってきたんですね!New7。

懐パソリンクの元締!いけませんや、こんな生ものの話題ここに載せちゃあ。
#Saieyさんのページで売ります買いますは御法度でっせ。

でも、よっぽど困っているんでしょうから、お宅の掲示板にこちらから特別に出張しときました。

FM-7ユーザーはもっとスマートにねっ!行きましょう。


FM-7のRGBケーブルとデータレコーダ

ma3 さんのコメント
 (1998/5/7 22:46:46)

なぜかうちにあります(^^;)
88を譲ってもらったときに一緒に送られてきたものです。
FM-7本体はもらえず、使い道が全くないので今でもおしいれに眠ってます。

でも、PC-8001/8801と同じ仕様じゃないのかな?>RGB
こちらなら今でもジャンク屋とかでみかけますが。


FM-7は速いか・・・

tvn さんのコメント
 (1998/5/14 00:13:16 -
E-Mail Web)

2つのCPUを積んでいるからと言って速いというのは嘘だというのはあたっていると思います。
基本的にメイン側からサブ側へは128バイトの共有RAMを介してしかアクセスできなかったので、プログラマとしては面倒な仕様でした。その上、6809にはブロック転送命令が無いので、いちいちコピーする必要があり、速くなかったと思います。
ただ、サブ側が単独で動作することも可能で、これを利用したゲームなどがあったと記憶しています。最も用途は不明ですが・・・
メインとサブに分けたことは、当時としては画期的で、これがあったから当時としては常識を越えて、640×200で1ドット毎に8色の発色が可能だったのだと思います。
いい面もあれば悪い面もあると言うことでしょうか。
ちなみに、この仕組み、16βではメイン側から直接サブのメモリ空間を見えるようになってしまいました。
77AVではどうだったかなぁ・・・調べてみます。


そりゃあもう旦那、ダンチでっせ

よし坊 さんのコメント
 (1998/5/14 05:35:21)

>ただ、サブ側が単独で動作することも可能で、これ
>を利用したゲームなどがあったと記憶しています。
>最も用途は不明ですが・・・

これってご存知ない?うーんやはり年月というものは人の記憶を風化させていくのだなあと思いました。

まあ6つほど上のparopuseさんのコメントが全てを言い表しているので御参照下さい>tvnさん

要するに描画スピードを極限に追求していったプログラマの意地が生み出したテクニックなんですよ。
#なんて涙ぐましい努力なんだろう。

だってサブ側のフリーエリアなんて純粋には共有RAMの128バイト中18バイトがメンテナンスコマンド領域で使われているから110バイトしかない!

じゃあってんで、私の記憶ですごかったのはコンソールバッファ(4Kあった)つぶして自前でキー入力ルーチンやらアトリビュート用意して、作られたゲームが少なからずありました。

あとはワークRAMとかホント雀の涙ぐらいのRAMしかなかったのよ(T_T)
これってサブのグラフィックBIOS呼んじゃうとあっさりつぶされたりしてさ...

ほーんと、大変だったわ!ゲーム作るのは。

#77AVなるものが出たときは、はっきりいって「もっと早くつくらんかい!」って思いましたもん。


F-BASIC 3.3って?

やす さんのコメント
 (1998/8/13 22:48:45 -
E-Mail)

今までずっと気になってたことがあるんですが、確かF-BASIC 3.3なるものがあったような気がするのです。当時FM-77以降の機種に搭載されてなかった辞書ROMとセットで売っていたような気がします。詳しいことがわからないので、僕の記憶違いかもしれないのですけど、もし知ってる人がいたら詳しく教えてください。(ちなみに僕の家にはFM-77があります。)


YAMAUCHI

新快速 さんのコメント
 (1998/9/20 17:24:11)

 わが家でも、いまだ現役です。
弟には、「ひこーきが止まらない」と大不評でした。キーが離れたかどうかは、STOPキーしか見られませんからねぇ。うちのは、初期品なので、テンキーの6がチャタリングしてます。


F-BASIC3.3は確か・・・

norakuro さんのコメント
 (1998/9/29 11:27:20)

400ラインセットについて来るんじゃなかったかなぁと思いました。
私も記憶が不確か(さらに当時はガキんちょ)なので確かなことは言えませんが・・・。


F-BASIC3.3じゃなくて・・・

NNY さんのコメント
 (1998/9/30 01:38:57)

FBASIC V3.3は77AV付属のものです。
400ラインセット付属のものはV3.5だと思います。
FM77L4でも、FBASIC V3.4が動くらしいですよ。(未確認)



FM-NEW7所持者

shimiowa さんのコメント
 (2000/5/23 21:40:52)

私は、本体・CRT・データレコーダー・5.25インチフ
ロッピー・ソフト諸々所持しています。
惑星メフィウスシリーズだって在るぞー。


FM-NEW7所持者

shimiowa さんのコメント
 (2000/5/23 21:45:06 -
E-Mail)

よかったら、情報交換しましょう。


YAMAUCHIさん

野次馬 さんのコメント
 (2000/6/3 02:24:43)

・・・て、私の斜め後ろに座ってた方です(回想モード)

YAHOO掲示板で知りました。
懐かしさのあまりカキコです。

CGのフリーウエア紹介ページです


ちょー懐かしいです

Norik さんのコメント
 (2000/8/3 22:31:37 -
E-Mail)

僕も7ユーザーでした。
ちょうど高校生のころに手に入れました。
サブCPUの話題がありましたが、メイン側からサブ側にプログラムとか転送するときって、共有RAMに「YAMAUCHI」キーワードを指定するんでしたよね。
もしかしたら、上のYAMAUCHIさんって、これに関係あるのかなぁ???


6809とF-BASIC

ゆうす さんのコメント
 (2001/02/13 03:00:29 -
Web)

なつかしい内容のページを見つけたので書き込みさせていただきます。

6809アセンブラの本、まだ持ってます(笑)
01E0がBreakキーの設定、00D1あたりが確かプロテクト設定で…という記憶もなんとなく残っています(笑)


某雑雑誌社の取材にて

綾小路 さんのコメント
 (2001/02/26 03:45:23)

FM−7とFM−New7のマザーボードを比較した事がありました<高校生の頃、アルバイトで取材に
その時に、マザーボードの面積が2/3に成って居たのに驚いたことがあります^^
確かFM−8の一部のソフトも、FM7で動いた記憶が^^;(定かではありませんが)
あと、某、笑って○いともの司会者がCMに^^;
おまけのムーブマスター欲しかったです^^;


ササイ さんのコメント
 (2001/02/26 11:54:15)

>確かFM−8の一部のソフトも、FM7で動いた記憶が^^;(定かではありませんが)

FM-7のウラに、8互換モード(完全互換ではないんですが)のスイッチがあるん
ですよ。7の方がクロックが高かったので、8のゲームをやると速すぎて出来ない
ことがあったんですが、このスイッチで遅くすることが出来ました(笑)


あの感覚は・・・

平方 さんのコメント
 (2001/03/15 08:32:47)

 中学生の頃、友人の所有していた7のリセットスイッチの位置が分からなくて、手探りで背面をまさぐっていたことを、ふと思い出しました。


なつかしいです

FM-7ユーザー さんのコメント
 (2002/10/21 21:33:22)

 FM音源カードやら、3.5FDユニット(320kb仕様)から、
いまでは、どこかで埃をかぶってます… 

 FM-7の楽しみは2つのCPUをどれだけ効率よく
こき使うかにあると思いました。なんかいろいろな手法が雑誌に載っていたようなきがします。
 
 いまでは、アンカのかわりにもなりませんが… 


思い出の機種ですね・・・

Taka さんのコメント
 (2002/11/01 00:41:58)

当時、僕はPC−6601を所有していたのですが彼女のお父様が富士通におられた関係で、彼女の家にはFM−7がありました。すでにP6は滅びの道をまっすぐに進んでおり、ソフトもほとんどSTOPしており、出てもとんでもないグラフィックの物ばかりでした。そんな僕が彼女の家に入り浸りになっていたということは言うまでもありません・・・ そうこうしていろと、5FDが増設になりその早さには(対比テープ版)感動したものでした。


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