1996年12月31日  

 他の方の日記のページを読んでいると、何人かの方が「今年の重大ニュース」とかやっていたので、私もまねしてみます。

 Saieyの今年の重大ニュース

  • 1月:初めてクレジットカードを持った。
  • 1月:Nifty Serveに入ってパソコン通信を10年ぶりに始めた。
  • 3月:インターネットを始めた。
  • 4月:転勤になって新幹線通勤を始めた。
  • 4月:Mebius PC-A435を買った。
  • 7月:TS-6BGAを買ったのに、ディスプレイとの相性の問題もあって、全然使わなかった。
  • 9月:ホームページを作った。
  • 全体:パソコンの使用時間のほとんどが「仕事+通信」になり、X68030をあまり使わなくなった。と同時に、パソコンをパソコンとしてあまり使わなくなった。

 今年はNiftyから始まって、ホームページ開設や職場の専用線接続など、通信に明け暮れた1年でした。

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1996年12月30日  

 競輪のドメインって、go.jpなんだねぇ。まぁたしかにco.jpじゃないとは思うけど、どっちかと言えばor.jpなんじゃないのかなぁ。たしかNHKはor.jpだよねぇ。別になんだって良いんだけど。

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1996年12月29日  

 GUNDAM Xが終わってしまった。
 作品全体としてはかなりおもしろかったと思う。でも最終回はいまいちだったかな。あのドームの言葉を、まるで神の言葉のようにみんなして神妙に聞いてしまうところが何とも。確かにファーストニュータイプとして、ニュータイプについて悟った人かもしれないけど。言っていることは大筋では納得できるけど、フリーデンの連中はともかく、あのおじさん2人を納得させるだけの内容だとは思えない。むしろあの2人は、あの施設がマイクロウェーブ照射装置以上の役には立たなそうなことに落胆したと考えるべきか。
 あの後のサテライトキャノン合戦は良かった。でも、いきなり半年後とは。半年後を見せることそのものはかまわないんだけど。
 やっぱり最後に感動できるかどうかって言うのは、その作品が最終的におもしろかったと思えるかどうかに大きく影響を与えると思う。そういう意味でも、残念。

 最終回にとっても感動したアニメって言うと、やっぱりふしぎの海のナディア。やっぱ最後はああでなくちゃ。
 あとぱっと思いつくところでは、サイバーフォーミュラとか、勇者ダ・ガーンとか。良かったなぁと思う。

最初TVで見た時
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1996年12月28日  

 水沢めぐみさん、祝!新連載

 というわけで「トウ・シューズ」。いやぁ、相変わらずなかわゆいキャラクタのオンパレードに、初回にしてもうめろめろ。初回だけを比べても前の「ないプリ」よかおもしろいし、今後に期待大ってとこ。

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1996年12月26日  

 Mebiusの1GBHDDが残り200MBほどになってきたので、初めから入っているいらないソフトを消す意味も込めて、Windows95の再インストールをしてみた。
 とりあえずAT互換機でこういうことするのが初めてだったのでよくわからず、FDISKってなに?ま、いいやって感じでやったらなんとかできた。

 ソフトをいろいろ入れて環境を整えて。で、残りディスク容量を見ると、600MB以上あった。う〜ん。ここまで増えるか。やってみるもんだ。フォルダもすっきりしたし。バックアップ取りがてらたまにやると良いのかも。

前メビウスで
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1996年12月23日  

 Netscape Navigator 4.0のβ版をインストールしてみた。
 おぉ。見た目が全然変わってる。アイコン部分がInternet Explorerみたい。全体的にかっこよくなった、と思う。ブラウザだけでなくて、Explorerみたく、いくつかのツールが1セットになっているようだ。って、前からか。でも前のはブラウザのおまけだったけど、今度のはブラウザがツールの機能の1つになっているというか何というか。
 たまたまだと思うけど、ページの表示が速くなっているような気もする。たぶん、たまたま回線の調子が良かっただけだと思うが。

 さっそくJava Appletなんぞを動かしてみる。うん。日本語も使える。paramタグのバグもない。でもawtは前の3.0用の新モジュールと同じものを使っているようで、やっぱりボタンが白いし、フォントがでかい。このフォントの大きさ、Mac用の4.0ではどうなるのか興味のあるところ。だって、for Win32と同じにしたら今のfor Macと大きさ違っちゃうし、今の3.0のままならfor Win32が孤立しちゃうし。さぁーて、どうする?Netscape

前の 今まで
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1996年12月20日  

 ペルーのテロ事件。天皇誕生日を祝うパーティー中だったそうだ。
 本人がいるわけでもないのにそんなパーティーしてるんだぁ、というのが正直なところ。たまたまかとも思ったけど、結構あちこちで天皇誕生日を祝う何かをしているらしい。
 自分は「天皇制反対」な人間ではないし、税金でギャラを払っている芸能人というのは言い過ぎだが、むしろ今の天皇制は賛成な方だ。でも外国で天皇誕生日のパーティーをしているとはねぇ。乾杯の音頭で「天皇陛下ばんざーい」とか、「陛下お誕生日おめでとうございます」とか、本人がいないのに言っているのかなぁ。まぁ、パーティーをするための口実だとは思うけど、なんか変な話だなぁって思ってしまう。

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1996年12月19日  

 ASCIIを買ったらCD-ROMが付録に付いていた。それはとっても良いことなんだけど。
 前もそうだったけど、何でああいう入れ物なの?ちゃんと他の雑誌みたいな袋に入れてよ。Internet@ASCIIだってちゃんと入ってるやん。扱いが面倒なんだよね。もう。

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1996年12月18日  

 職場の自分の席の真上の蛍光灯が、なんかちらちらするなーって思ったら消えてしまった。見ると、3本のうち2本も消えてる。いっぺんに切れちゃったのかと思ったが・・・。
 「消えちゃったよー」とか話しながら、何となく他の蛍光灯も見たところ、「あ、これも」「あ、こっちも」てな感じで、たいして広くもない部屋なのに計8本も切れてた。間接照明になっているからわかりづらいんだけど、今まで誰も気づかなかったなんて・・・。

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1996年12月17日  

 Javaのclassファイルって、LHAあたりで圧縮すると結構縮む。60%前後かな。
 Appletを使うとその読み込み時間って結構馬鹿にならないから、Appletの圧縮アーカイブ形式ってのを作って、ブラウザがそれを読み込んで展開して実行する様にするとすごい良いような気がする。classファイルの再利用とか共用とかを考えるなら、そのファイルだけを圧縮して単独で読み込むようにすれば良いし。
 Appletの構成ファイル全体を圧縮して1つのファイルにすれば、読み込み時間は半分くらいになりそうに思える。SUNあたりでそういうこと考えている人はいないのかなぁ。Javaのコンセプトからちょっとはずれちゃう様な気がしないでもないけど・・・。

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1996年12月16日  

 厚生省の岡光容疑者。宿舎の部屋数がうちと同じなんだよね。1男4女だっけ?子供。夫婦2人で計7人家族らしい。うちなんか4人でもせまいとか思うのに、どうやって住んでいるんだろう。2段ベット2つくらい置いているのかな。
 そりゃぁ高級マンションも欲しくなるわな。うんうん。

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1996年12月15日  

 日立のSuperHのCM。あれ、どうやっているんだろう。
 魔法(?)で時間を止めて、街の中を歩くような感じのCMなのだが、止まっている人たちはじっとしているわけではなくて機械的に止まっているのに、カメラの角度が動く。止めるのはフィルムの1コマを使えば良いわけだが、止めたまま角度を変えるということはその一瞬(1コマ)のうちに違う角度の連続した絵を撮らなければならないことになる。う〜ん。CGかな、やっぱり。まったくのCGには見えないから、デジタル処理で間を補完しているのかもしれない。

 日立のCMって結構すき。独特の雰囲気というかセンスというか。冷蔵庫の「うぅ!」とか「ポケット付いてます」とか。なんか良いよね。

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1996年12月14日  

 あ。PC-Engine付きのX1って、X1twinか。X1Gと勘違いしてた。きゃー、はづかしぃー。
 というわけで早速修正。他にもいっぱいありそう。

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1996年12月12日  

 ListChoice寄せて上がっちゃう話
 どうやらコンストラクタでreshapeするとだめなようだ。Appletクラスのstartメソッドに相当するメソッドでreshapeしたらうまく行った。確かにコンストラクタではだめというのも、わからないではないか。でもでもでもぉ。ちゃんと動かないコードを吐くWinCafeなに?

寄せて上がっちゃう話
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1996年12月11日  

 幕張メッセへ Windows NT Intranet Solutions を見に行ってきた。
 メインはNT4.0と、うちの製品は4.0に対応してますよーっていう宣伝。クライアントサーバーの分野も、マイクロソフトのOSが支配してしまうんだろうか・・・。なーんてちょっとわかってそうなこと書いたけど、実は全然わかってない自分が悲しい。自分はUNIXがさっぱりなので、Win95とユーザーインターフェースが同じになったNT4.0が普及してくれると、個人的には助かる。

 富士通のブースで、今話題のミニノートFMV-5100NC/Sを触ってきた。
 なるほど、この大きさは良いかも。適度に軽いし。キーボードがぽちぽちしてるけど、このぽちぽち感が打ちやすくて良いかも。少なくともリブレットよか全然打ちやすい。カタログを見ると「新開発のスイッチ機構(ギヤリンク方式)」って書いてある。よくわからん。
 この大きさでPentium100MHzでMAX48MBで810MBHDDでMobileTritonで28.8kbpsモデムが付いてるっていうのは、ちょっとすごいかも。でも惜しいのは、どう見たって画面周りだ。今時にしてはフレーム余らせすぎ。DSTNだっていうのを我慢するにしても、もう2周り大きくして800x600になってると良かったと思う。ポインティングデバイスは・・・う〜ん。個人的にこういうスティック系は好きじゃないから。まだ東芝のみたくキーボードの真ん中に入っている方がメリットあるかも。もう一息。

 幕張メッセはホールが1から6まであって、たいてい1から3のぶち抜きと、4から6のぶち抜きの2会場の様になっていることが多いように思う。てっきり今回もそうなっていて、大きな2会場構成だと思っていた。
 で、片方を見終わって、さて隣へ行くかと思ったら・・・ない。半分しか使ってなかった。Windowsとか名前が付いている割にはマイクロソフトブースが狭いなとは思ったが。そのせいでなんか物足りないような感じがしてしまった。シャープもなかったし。それにしても、たしか招待券がない人は3000円取られるんだよな。こういう展示会を3000円出してまで見ようと言う人って果たして何人くらいいるんだろうか。

 ちなみに個人的な好みでのBest of コンパニオンは、東芝ブースの人だった。

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1996年12月9日  

 Netscape Navigator 3.01 for Win32(英語版)でJava appletの日本語表示を可能にするDLLが ftp://SunSITE.sut.ac.jp/pub/archives/WWW/netscape/navigator/3.01/windows/unidll とかに公開されているという情報を得て、早速ゲットした。

 今作ってるやつを表示してみる。おぉ、日本語が出た。paramタグのバグも直ってる。これまでInternet Explorer 3.01 for Win32とNavigator 3.01 for Macで日本語表示できることを確認しながら作っていたのだが、このDLLが普及すれば、Win32とMacではappletで日本語使っても事実上問題なくなるな。

 だがしかし、このDLL。なんでボタンが白いの?なんでフォントがでかいの?Explorerでもfor Macでもちゃんとしたレイアウトだったのに、for Win32では横へ大きくはみ出しちゃうし。
 で、しょうがないのでGridBagLayoutだったのを大改造してnullLayoutにしてみた。reshapeでやっているから、少なくともコンポーネントの配置は同じになるはず。中の文字が切れちゃうかなー?と思っていたのだが・・・・。
 だぁー!。どーしてもExplorerだけChoiceListが左上に寄せて上がっちゃうよぉー。Listなんか細短いただの棒になってるみたいだし。なぜだ。
 前からGUIコンポーネントあたりは怪しかったら、プログラムの書き方が悪いのではないかと思って、WinCafeを起動してツールで同じ様な配置の物を作ってソースを出力させてみた。う〜ん。特に問題なさそう。で、そのまま実行・・・げ!!Explorerと同じ症状だ。これでは問題解決にならん。

 んにしてもExplorer。信頼してたのに・・・。

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1996年12月7日  

 まだ見たことないんだけど、コンビニでコンシューマーゲームソフトが買えるようになったそうだ。
 品揃えが悪そうだけど、買える場所が増えるという意味では、良いことだと思う。

 でも、コンビニ専用タイトルを出すっていうのは、やめてよぉ〜って感じ。FF7も7割以上コンビニへ流すらしいけど、どーすんの?朝からコンビニに行列できちゃったら。コンビニって普通狭いやん。朝、朝食を買っていく人とかいるわけやん。FF7買うつもりないけど。
 だいたいがして、コンビニでも買える、っていうのが良いのであって、コンビニでのみ買えるのがあるなら、そんなゲームもそんな流通もいらない。

 そーいえばスーファミも、フラッシュメモリのカートリッジを出してコンビニで中身を書き換えるって言う、昔のディスクシステムのカートリッジ版の様なものを始めるらしい。いまさらスーファミ?と思ったけど、いずれN64もそうするつもりなんだろう。
 おもしろい試みだと思うけど、なんかデジキューブに対する対抗心だけで考えたような気がしないでもない。「CD-ROMじゃなきゃだめだよ」って言われたからとか?
 そもそもスーファミ用はともかく、N64用のソフトが入るくらいの十分な容量のフラッシュメモリっていくらかかるんだ?でもこれの量産効果でフラッシュメモリがぐっと安くなったら、パソコンユーザーとしては歓迎すべきことだな。それとも品不足で値上がりするか?値上がりはあっても初めだけだと思うけど。

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1996年12月6日  

 レイジレーサーのはなし。オープニングデモが超かっこいい!。もうちょっと車がかっこ良ければ良かったのだが、あれはあれで味があるか。CGはもちろん美しい。メッセージを多用したセンスあふれるムービー、音楽。デモムービーが本当にすばらしいと思えたのは、フィロソマとこれくらいか。
 ロード待ちゲームがない。毎回結構楽しみにしていたのに。まぁ、待つほどロードがないから良いけど。本当にこのシリーズはロードをほとんど感じさせなくてすばらしい。ミュージアムシリーズと同じメーカーとはとても思えない。
 テクスチャーの雰囲気が変わった。というのがゲームをやった第1印象。セガっぽくなったと言っても良い。こういう絵はリアル感がすごく増すので良いのだが、セガのゲームを見る限り、絵がリアルな分ポリゴンのを以外と意識させてしまうような気がする。しかしレイジの場合、作り方がうまいのか、人工建築物が多いのか、PSの性能のおかげか、それほど気にならなかった。むしろポリゴンの隙間がちらちらするのが気になる。これはPSの機能上の問題らしいから、ある程度は仕方がないんだろうが。
 性能と言えば、レイジで1/60をやってくるかと思っていたが残念ながら1/30の様だ。まぁ、なめらかになってもその分遅くなったり、ポリゴンががたがたになったりするよりは良い。ゲームをする分には1/30で十分だし。
 テクスチャーと言えば、滝。美しい。迫力満点。ちゃんと音付き。感激。この辺はセガ風テクスチャーの良いところ。
 リッジとは少し違うゲーム。アップダウンが激しく、坂を登るときちんと(?)回転数が落ちる。そのため、ギアチェンジを多用する。シフトワークがかなり重要なようだ。
 スピードメーターの値に対する実際のスピードが速くなったと思う。これになれるとリッジはとろく感じちゃうかも。とりあえず速い。アップダウンのせいで余計にスピードの速さを感じているのかもしれない。
 レースに勝ってお金を貯めてチューンナップしたり車を買ったりと、家庭用ゲームらしい要素も入った。ただ、設定の調整を楽しめる様な項目がなく、RPGのようにひたすらレベルアップするようなゲームにも見える。もっとお金を貯めて、車をそろえていって、コースにあわせて車を選ぶというのが、この辺の要素の正しい楽しみ方か?まだ1台も買ってないのでわからないが。
 チーム名を決めれたり、ロゴマークを描けたりするのもおもしろい。しかし、ロゴマークエディタは機能が少なすぎて使いにくいのは仕方がないとしても、パレットを変更する機能がないようなのはちょっと。パソコンで描いてそれを見ながら描いていくのが、本格的に描く場合の使い方かもしれない。あと、せっかく描いてもリプレイでしか自分の車の走りを見れないのが残念。ミュージックモードやデモで、自分のデザインの車が走ってくれるとすごくうれしかったように思う。
 また、タイムリミットが一応あるが、全然目立たないし、チェックポイントもない。この辺も家庭用ゲームらしいところ。
 リッジと変わらないのは、相変わらずコースから一歩も出れないこと。コース脇の芝生へザザーっていうのもない。良いのか悪いのか。ただ感覚的に、リッジの時は白線の上にタイヤを乗せられたが、レイジは白線にはじかれる、そんな感じがする。ドライバー視点なのではっきりとは言えないが、その分ぶつかりやすく感じる。もうちょっと左右に余裕が欲しかった。
 コース脇にぶつかったときの音も変わった。母曰く「ふすまをたたいたような音」。いまいち。もう少しノイズをかけた方が良いと思う。敵車に当たったときの音も同様。
 ロードやセーブがあるのに、ニューゲームがない。グランプリモードのベストタイムがメモリーカードに記憶されない(みたい)。グランプリモード終了時にはセーブをするかどうか聞いてくるのに、タイムアタックから抜けるときは聞いてこない。キーコンフィグが初めから用意されているのからしか選べないし、自分の希望する配置のがない。という不満もある。
 しかしこの圧倒的なスピード感。壁際の風を切る音。カーブでインをドリフトしながら抜いていくコンピュータ車。トラック型の極端に単純なコースだけが、クラス3に進まないと走れないことの意味。
 ゲームとして、完成度・おもしろさ、ともに一級品だと思う。家で出来るレースゲームとしてこれ以上の物はないんじゃないだろうか。長く遊べそうな要素もあるし。買って良かったと思えた1本。

 最初のエンディング。結構難しかった。エンディングを見るだけならなんとかなるんだけど、ゴールドトロフィーを並べるとなると。結局クラス5は挫折しちゃったし。
 エンディングの後は恒例のエキストラコースがある。さらにその後にはクラス6があるようだけど、まだまだ行けそうにない。
 結局は自分が下手だってことになるんだけど、グレードがあがる度にスピードが上がって、操作がだんだん雑になって走りが雑になってしまった。コンピューター車がかなりいやらしく邪魔をしてくることもあって、タイムもかなりばらつきがある。ある程度ぶつかりながら走るのを当たり前に感じてしまうようになったのが、悲しいところ。
 クラスが上がるとなかなか勝てないんだけど、それで投げ出してしまうのではなくて、「もう1回!」って感じで繰り返しやりたくなる。この辺は昔のコナミのMSX用シューティングみたいな中毒性がある。やられると次の瞬間にはF5に手が伸びてる、そんな感じ。

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1996年12月5日  

 それにしても猿岩石。今後どうするんだろう。
 今はまだ「ヒッチハイカー猿岩石」として仕事があるだろう。でもそれも多分すぐに忘れ去られる。日本人は熱しやすく冷めやすいから。
 電波少年には時々出してもらえるだろう。でも今の2人を見ている限り、お笑いかどうかを別にしても、2人がタレントとしてやっていけるとはちょっと思えない。せっかく貴重な体験をしたのだから、それをタレントとしてやっていくための糧にするセンスとか力があれば良いのだが、残念ながら今のところそれを2人からは感じられない。今テレビに出ている2人を見ても、ただの有名な素人だ。番組を盛り上げるタレントではなく、盛り上げるネタにされるお客様だ。残念ながら。

 とりあえず知名度はばっちりだし、人気もある。だからテレビや雑誌等に出してもらえている今年のうちがチャンスだ。がんばれ、猿岩石。このままだと来年末には「あの人は、今」だぞ。

今年いっぱいもたないんじゃないかと
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1996年12月4日  

 マリオカート64。コントローラーとセットで9800円だという。
 確かに他のソフトはみんな9800円だから、同じ値段でコントローラーが付いているのは安いかもしれない。しかし、ソフト単体だけで安く売るというのは今のところ予定にないらしい。これって安いんじゃなくて、単なる抱き合わせじゃねーの?。単純に、ソフト単体なら1000〜2000円くらい安く出来るってことでしょ。その方がうれしい人もたくさんいると思うし。なんか違うんじゃない?。コントローラーが単体でいくらなのか知らないけど。

 そーいえばマリオカート64のCMが、アニメ絵だったのがゲーム画面になった。意図して画面を出さないのかと思ってたけど、間に合わなかっただけなのね。きっと。
 ところで4人同時プレイの画面、なんか処理落ちしてる様に見えたのは気のせい?。

 しかし本体にしてもソフトにしても、なんでみんな64を付けただけなわけ?。CPUが64bitだからって、ねぇ。みっともないというか、単純というか、かっこわるいというか・・・。やっぱりなんか違うんじゃない

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1996年12月3日  

 雑誌を見ていたところ、「これがぷよぷよSUNだ!」というのが目に入った。
 ついにぷよぷよもUNIX進出か!?と思ったら、よく見たら、太陽のSUNなのね。一瞬SUN OS用かと思った。いまさらSUN OS用はないか。

 このぷよぷよSUN。一応ゲームに太陽が関係してるんだけど、どう考えても「通」から「3」へのためのこじつけだよな。やっぱり。

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1996年12月2日  

 職場のLANとインターネットの間に置くファイヤーウォールをプロバイダからレンタルした。FreeBSDの入ったAT互換機とファイヤーウォールのソフト、それらの設定や維持管理に関するサポートで、月10万円も取られる。自分たちで出来れば良いのだが、2人しかいないし、2人とも素人なので断念した。これの管理だけをやっている訳にいかないし。
 このAT互換機。Windows動かす訳じゃないから適当な性能の物かと思っていたのだが、実際見てびっくり。Pentium200MHzでやんの。自分の使っている職場内最速マシンと一緒。もったいない。L2キャッシュPBSRAM256KB付いてるし。他のと取り替えたい。いや、まじでまじで。おそらく使わないだろうCD-ROMドライブも付いてる。何も書いてないからわかんないけど、10倍速とか12倍速とかだったら外して取り替えちゃうぞ。まじでまじで。しかしBSDマシンだからなのか、マウスが付いてない。端子はもちろんあるけどね。

 プロバイダの人がルータとか持ってきて、接続して、設定とかしてくれる。いやー、手際の悪いこと悪いこと。プロバイダの人ではなくて、自分らね。ケーブル間違えてて足らなくなっちゃうわー、メールサーバー立ち上げてなくて、確認のために急遽立ち上げることになってから説明書読み出すわー。もう素人まるだし
 プロバイダの人はさすがにてきぱきとやってくれる。そのキーボードを打つ指の動きの速いこと速いこと。なんて入力してるのかを確認する前にどんどん次へ行っちゃう。
 ところが。メールサーバーはマックで立ち上げたんだけど、うまく行かなくてプロバイダの人と一緒に設定してたんだけど、AT互換機の前ではまさにプロなその人が、マックのマウスを片手に「私マックって全然わかんないんですよー。こうですか?」って感じに素人してるのが、ギャップが激しくてなんか楽しかった。

 大騒ぎをした結果、なんとかメールの送受信もネットサーフィンも出来るようになって、一件落着。プロバイダの人は帰っていった。
 これで24時間つなぎっぱなし。インターネット使い放題。今まで使ってたダイヤルアップのマックは落ちまくりだったから、自分の席の安定したWindows95で落ち着いてインターネット出来るようになったメリットは大きい。マックだとNavigatorしか使えないけど、Win95ならExplorerも使えるし。しあわせ。

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1996年12月1日  

 時期を外しちゃったけど、「猿岩石が実は飛行機に乗ってた」って話について。

 最初聞いた時は結構ショックだった。このショック感がどこから来たものなのかははっきりしないが、まぁ、裏切られたという感じだろう。
 素直に番組を見ていた自分としては、船までもちゃんとヒッチハイクして進んでいった2人を見せられては、最初から最後までちゃんとヒッチハイクで行ったものだと自然と信じていたと思う。一所懸命やっている2人を見せられては、信じてやろうという気に自然となっていたとも思う。

 ただ、テレビ番組の企画としてカメラが同行している、というところから来る疑いの気持ちも確かにあった。映ってないところで何をしているのか、同行しているスタッフは本当に何も助けてないのか、2人に親切にしてくれる地元の人たちは2人をカメラで写していることについて何も思わないのか・・・。
 でもまぁテレビ番組としてやってるわけだから、多少は隠し事やうそや脚色はあるさ、そう思っていた。

 でも「飛行機に乗ってた。」これは多少じゃないような気がする。

 このことがばれた直後の電波少年の頭で、スクープ!って感じで2人が飛行機に乗るシーンのVTRと、そのことに対する町の人へのインタビュー、「大変危険な地域だから飛行機を使わせた」という理由を正当化するための識者のお言葉を流した。
 とりあえず、他人事のようにスクープ!とかやったのは、「所詮こんな無謀な企画を立てる奴らなんてこの程度か」という感じだ。
 2人を飛行機に乗せた理由は理解できる。テレビの企画でやっている以上、ある程度以上の危険を避けるのは当然のことだ。しかし、正しい理由なんだと思っているのなら、隠さなくても良かったのではないか。でも隠したかったというのもわかる。その方が番組にとって、2人にとって、おもしろいことだろうから。どこまでを「テレビ番組の企画」ということで割り切って見るか、ということかもしれない。難しいなぁ。

 自分としては、番組中では飛行機に乗ったって言わなくても良いから、「猿岩石日記」の中で、「今日は飛行機に乗った」とかって書いてあってみんなに知られる、というパターンが良かったような気もする。そーいえばこの日記の中ではどうなっているんだろう。

 自分は週刊誌とかスポーツ新聞とか読まないので全然知らないのだが、初め2人を称えることを書いていたマスコミ達がこのことをきっかけに、2人の旅が完全なやらせであったかのように思わせる様に、あることないこと記事を書き連ねていく様になったであろうことは容易に想像できる。彼らはそういう生き物だから。
 この飛行機事件でなんとなく番組よりな気持ちになるのも、自分がワイドショー系(?)のマスコミが嫌いだからかもしれない。

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