2000年9月30日  

 きゃー!!(^-^)/ カルピスたくさん飲んでたくさん応募した「カルピスどこいつ」。当たったー!!
 中身はトロのストラップと、どこいつカルピスバージョン(っていうか体験版)と、ポケットステーションと、ポケステストラップ。なかなか豪華だねー。ちゃんと専用ケースにまとめて入ってるのも、うれしいね。
 でも。でも。トロのストラップがぁがぁがぁ。トロのマスコットが光る台座に付いてるんだけど、それが取れちゃってるぅるぅるぅ(泣)。まぁ、ただでさえでかいのに台座はじゃまだけどさぁ。そういう問題じゃないよねぇ。うー。文句言うのも面倒だし、これはこのままかざっとこうかな。

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2000年9月26日  

 別に金メダルが取れなかったから言うわけじゃないけどさ。オリンピックのソフトボールのルールって、変じゃない?だって、予選で総当たり戦っていう、順位を決めるのにもっとも納得ができる方法の1つをやっておいて、なんでそのあとへんてこなトーナメントなんてやるの?まだ野球みたく上位4チームトーナメントのがわかりやすいよね。

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2000年9月21日  

 イタリアで撮った写真、40枚撮りAPSフィルム9本。現像したら1万5千円くらいかかっちゃったよぉ。そっかぁ。1旅行でフィルムを例えば10本使うとすると、フィルム代と現像代で2万くらいは毎回かかっちゃうってことだねぇ。この辺はデジカメと大きく違うところ。デジカメはメディアの初期投資が高いけど、そのあとは電池代くらいだもんね。プリントするってなると、また手間がかかるけどさ。
 写真を取りに行ったついでに、アルバムを物色。単純に40×9=360枚。ところがどうも都合のいいのがないねぇ。300枚とか、160枚とかになっちゃう。なんて感じに見てたら、APSマークのついたアルバムを発見。なるほど、パノラマサイズのも納められるようになってるのねー。パノラマサイズは撮ってないけど、せっかくだからAPSマークの付いたアルバムを購入。
 帰ってきてからさっそく写真を見てみると………!!!。あー。APSの写真ってワイドな16:9な写真が標準なんだぁ。し、知らなかった。…はっ。それでCサイズなんていう、左右をカットしたモードがあるんだねぇ。パノラマはわかるけど、なんで左右をカットしたモードがあるんだろうって思ってた。いやぁー、アルバム。APS対応品を買って良かったねぇ。何も考えずに普通のやつを買ってたら、ちゃんと入らなくて「きゃー(泣)」状態だったよぉ。あっぶねー。結構高かったからなぁ。よかったよかった。

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2000年9月19日  

 イタリア総括。
 いやぁ、思ってた以上に良かったね。ほんと。やっぱ建物・街並みの雰囲気がすごくいいよねぇ。どこの都市も日本みたく、近代的な建物の間に、昔ながらの建物が挟まってるのかと思ったらそーじゃなくて、街全体が昔ながらのイタリアの雰囲気を残してるんだよねぇ。また、特に大理石でできた教会系の建物のすばらしさ・豪華さ・大きさ・荘厳さ。ため息が何回出たことか。すばらしすぎるね。
 自然系では、やっぱカプリ。カプリ島自体ほんと良いところだったし、なにより青の洞窟のすばらしさは半端じゃないよ。うん。
 食べ物は、パスタもピザもワインも、おいしいものを食べられたね。でも、全部が全部良かったと言えないところが残念だけど、まぁ、それはしょうがない。
 心残りはやっぱりローマかなぁ。見所がいっぱいありすぎて、駆け足になっちゃったのがすごい残念。次はぜひローマをじっくりゆっくり観光にきたいね。
 そうそう観光といえば。どこの観光地へ行っても、みやげ物屋さんにピカチュウがいたのが、驚きだったねぇ。どこでもポケモングッズが売ってるのよ。ピカチュウ世界征服の一端を見たって感じだった。
 ホテルで朝TVを付けてると、結構日本のアニメをやってるのね。確認しただけでも、ポケモン、デジモン、北斗の拳、アタックNo.1、みつばちマーヤ等。ドラゴンボールグッズもよく見かけたから、これもやってるんじゃないかなぁ。
 車。町中を走ってる車はほとんど、日本でいうコンパクトカーだね。フィアット、プジョーとかが多かった気がする。日本車で一番見たのはマーチ。ダントツで多かった。そのほか見かけた日本車は、アリスト、ヴィッツ、セリカ、インテグラR、シビック、180SX、レガシィワゴン等々。セリカなんか最新型だからちょっとびっくりだったよ。
 ツアーは、カップルばっかりかなぁって思ってたら全くそんなことなくて、未婚のカップルはいなかったし、若いカップルは1組だけ。それでも自分より年上だった。他には70のおばあちゃんとかいたし。
 ほんと、運良く全行程快晴だったし、トラブルも全然なかったし、イタリア良かったなぁ。またいつか行きたいね。

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2000年9月18日  

 予定より1時間くらい遅れて、成田着。あぁ、現実の世界へ戻ってきてしまった気分だよ。荷物を受け取って、免税の払い戻しカウンターに並んでお金をもらう。イタリアの消費税が20%だっていうから20%まるまる戻ってくるのかと思ったら、実際には10%そこそこって感じ。それでも大きいよね。
 このツアーでは集合写真のたぐいを撮らなかったので、「みんなで写真を撮りましょう」って話になって、そこに残っていた人たちだけで自主集合写真。たまたまそこにいた見知らぬにーちゃんを捕まえて、シャッターを押してもらった。しかもみんなのカメラをとっかえひっかえ。悪いねぇ。(^^;
 で、さようなら。あーあ。終わっちゃった。さみしいね。

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2000年9月17日  

 朝4時に起きて、自分で荷物持って、またお弁当をもらって、バスで空港へ。ピサへ行く朝にもらったのと同じようなお弁当かと思ったら、ナンダヨー。パンじゃなくて、小さなラスク。ジュースは付いてたけど、今度はミネラルウォーターも付いてないでやんの。しかもなんかジャムが付いてたりして、ラスクにジャムって、そーゆーもん?なんだかなぁ。
 空港で、免税のはんこをもらうために並ぶ。なんか、最初はスーツケースに買ったものを入れて、もしダメだったらさっと手荷物にしてもう1度、なんて話をしてたので、さぞきちんとした検査の上でっていうか、免税のはんこをもらうのって難しいのかなって思ってた。でも実際には順番に係員の所にお店で作ってもらったTAX FREEの書類を出すだけで、「バンッ」ってはんこを押してくれて、おしまい。なーんだ、あっけないじゃん。ほんとはこのあと払い戻しカウンターにこの書類を出せばお金が戻ってくるんだけど、時間が余りないので、成田ですることに。
 空港でおみやげ買い込みラストスパートをするつもりだったのに、やっぱり時間がなくて全く何も買えず。そもそも朝早かったので免税店も1軒くらいしか開いてなかったみたいだし。がっくし。
 スイスエアーでチューリッヒまで。やっぱり定番のチョコレートからアイスから、パン、ジュースまでいろいろ出てくる。1時間半くらいなのに、サービス過剰気味かも。
 予定よりだいぶ遅れてチューリッヒに到着。元々の予定では乗り換えに5時間くらい間があったので、場合によっては希望者をチューリッヒ観光に連れて行こうかって添乗員も考えてたみたい。でも予定通りだとしても結構ぎりぎりだったみたいね。自分は外に出てみようかなって思ったんだけど、添乗員と相談すると、なんだかんだで実際に市内を見て回れるのは1時間取れないらしい。それじゃあ万が一遅刻して、飛行機に乗り遅れたときが怖すぎるから、やめ。ところが逆に行かないとなると、4時間近い時間、空港内で過ごさなくてはならなくて………。ひたすら免税店を見て回ったり。ここはもうスイスなのでイタリアみやげはさっぱり売ってなかったり。でもリラが使えて助かったり。チョコレートを買いまくってみたり。水を買ったらイタリアの倍くらいしたり。良いのがあったらスウォッチでも買ってみようかなんて悪魔がささやいたり。ベンチで小説読んだり。寝たり。
 そんなことをしてる間に、何とか時間は過ぎて、搭乗時間。でも実際には出発が遅れてしまって、機長が挨拶で「シュッパツガオクレテシマッテ、モウシワケアリマセン」なんて日本語で言ってた。
 機内では小説読んだりとか、カップヌードル食べたりとかして過ごしてた。日本に着くのが午前中だから、今度は機内でよく寝た方が時差ぼけにならないんだろうなぁって思って寝ようと試みたんだけど、あまり眠れなかったねぇ。。。

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2000年9月16日  

 さて、実質的な最終日、ローマ。ホテルからバスでヴァティカン宮殿のそばまで行って、降りる。うおー。もう並んでるよ。壁に沿ってかなりの行列。フィレンツェとかでもそうだったけど、美術館に入るためにこれほどの行列がいつもできるなんて、日本じゃ考えられないねぇ。というわけで列の最後に並ぶ。添乗員曰く「今日はまだ列が短いですねっ」だって。そーなの?待ってる間も自分たちの後ろにがんがん列がのびていく。でも、開館後30分ほどで入れたから、確かに短かったのかもね。
 中でチケットを受け取って入ろうとしたら、なんと空港と同じX線&金属探知のセキュリティチェック!!ほぇ〜。厳しいー。しかも、空港ならたいていカメラとかはX線を通さないようにできるのに、ここではX線のベルトコンベアに放り込まれてしまった。さらに自分はここで手間取ってしまって、ツアーのみんなからはぐれかけてしまう。はぅー。すぐに追いついたから良かったけどさぁ。ヴァティカンのいぢわるっ。(泣)
 宮殿の中は長い廊下のようになってて、その壁といい天井といい、すべてすばらしい絵と装飾で埋め尽くされてる。しかも天井は軽くライトアップされてて……美しい。。。そのあとシスティーナ礼拝堂へ。ここにはあの有名なミケランジェロの「最後の審判」がある。体育館のような広い部屋に入って後ろを振り向くと、その壁いっぱいの大きさに「最後の審判」が描かれてる。すごいねー。こんなに大きいんだ。壁面や天井にもいろんな絵が描いてある。アダムとイヴとかノアの箱船とか、旧約聖書の中の話を描いてるのかな?すごいねー。
 外に出たら行列は数倍にふくれあがってた。曲がり角1つで1時間待ちくらいだって言ってたから、こりゃあ3時間待ち以上だねぇ。。。。
 このあと本当はサン・ピエトロ寺院を見に行く予定だったんだけど、なんでもローマ法王が来てるんだかなんだかでイベントをやってるので、3時くらいまでは入れないとのこと。ま、夕方見に来ましょ。ということで、みんなで公共のバスに乗ってローマ三越へ。しばらく乗ってたら、バスの中で現地ガイドが叫ぶ。「はーいみなさーん。ジプシーが乗ってきましたよー。貴重品に気を付けてくださーい。」 確かに子供を抱いた、一般のイタリア人とは雰囲気の違う女性が2人ほど乗ってきた。怪しいことは怪しいけど、見た目だけで判断しちゃうのってなんか人種差別してるみたいにも感じちゃうね。でもこういう人たちがスリしてまわってるらしいから、気を付けないと。
 ローマ三越で解散。こっから夜まで自由。ローマ三越はどこにも普通に日本語が書いてあって、なんかイタリアって雰囲気が薄いね。でもやっぱり「日曜定休」だったりするあたりが、イタリアか。
 はやくローマ観光に繰り出したかったけど、せっかく来たので少し見る。実は最初に行った免税店で聞いたことのないブランドの時計を見てから何となく、自分へのみやげにイタリアブランドの時計を買うっていうのも良いなぁって思ってた。それで以前添乗員に「イタリアで有名な時計のブランドって何ですか?」って聞いたら、「フェンディですかねぇ」って答えが返ってきた(と思った。記憶違いかも)。幸か不幸か三越の時計売り場に遭遇したので見てみたら、イタリアではないかと思う知ってるブランドとして、グッチとフェンディがあった。でもグッチとフェンディでは同じようなデザインなのにグッチのが倍近くするのね。そこでえいやっとフェンディの腕時計を購入。なんかシンプルな、ふつーの感じのしかないからどーしよーかと思ったんだけどねぇ。まぁ、悪くはないでしょ。思ったほど高くなかった(L675,000)し。フェンディって時計メーカじゃなくて、DCブランドなんだけどねー。(^^;
 ローマ三越は日本円で買えるので日本円で買って。でもおつりはリラで帰ってくる。カードで買っても良いんだけど、急に円安とかなったらやだもんねぇ。で、L300,001以上の買い物を1度にするとあとで免税の申請ができるので、その書類も作ってもらう。うーん、こんなのブランドものを買いまくる女の子たちだけの話かと思ってた。。。って、自分もブランドものを買ったのか。で、買い物終了。

 タクシー拾ってコロッセオへ。おぉーコロッセオだよー。やっぱイタリアといえば斜塔とこれだよねー。じっくり見たいけどとりあえず近くのピザ屋でお昼。レストランというよりはファミレスのような雰囲気のお店かな。メニューを見るとピザがずらり。1つ1つじっくり見ていけば、何が乗っているピザなのか何となくわからなくはないんだけど、選ぶとなるとねぇ。で、チャンピオンとか何とかって感じの名前が目に付いたので、それにしてみた。ミラノの時はすぐ出てきたけど、ここでは思ったよりも待たされたね。でも、店の奥見ると例の超でかいヘラでピザを焼いてるのが見えてて、やがて出てきた。うおー、うまそー。切れ目が入ってないので一生懸命切りながら、食べる。あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。おひしいぃ〜(@^-^@)。うわー、日本の宅配ピザ屋のピザと何が違うんだろう。。。やっぱ生地(ピザベース)かなぁ。チーズとかやっぱおいしいし、なによりベースのおいしさがかなり違う気がするねぇ。結構大きかったんだけど、完食。ふぅ、おなかいっぱい。おいしかった。
 改めてコロッセオ。外観を堪能したあと、中へ入ろうとしたら、なーんだよ、ここでも行列してんのかいな。長さは大したことないんだけど、ちっとも列が進まない。たんにチケット売ってるだけなんだから、さっさとさばけよなー。すると、列の間にバイオリン弾きのおじさんが。適当に奏でたあと、チップを集めてまわってた。でも、さして上手とも思わなかったので、あげない。あんたの演奏を聴くためにここに立ち止まってるわけじゃないんだから。で、イタリアでは標準的らしい、カードサイズの紙にバーコードが書かれたチケットを買って、入り口で「ピッ」ってやって、入る。外は白のイメージなんだけど、中は茶色のイメージ。感じはわかるんだけど、実際に観客席とかがわかりやすい形では残ってない感じ。ぐるっと一周して、おしまい。
 次はとなりにあるフォロ・ロマーノへ入る。古代ローマの建物とかがいろいろ残してあるところ。でも、時間が余りないので適当に町並み(?)を楽しみながら、真実の口の方へまっすぐ抜けた感じ。
 フォロ・ロマーノを抜けて少し歩いたら、茶色い塔のようなものがある建物が見えてきた。あれが真実の口があるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会らしい。ここの道路と平行にある入り口回廊の、向かって左端に口があって、右端から入るようになってた。ここではなんか暗黙のルールじゃないけど、みんなちゃんと口から少し離れたところに並んでて、順番が来ると口に手を入れて連れに写真を撮ってもらう、というのを繰り返してる。だから他の観光地とは違って他の人を気にすることなく写真が撮れるの。それにしても。。東洋人も西洋人も並んでたんだけど、なんか2組に1人くらいは必ず「アァ!」って手をかまれたパフォーマンスをやるのね。(笑)というか(苦笑)というか。
 タクシー拾ってトレヴィの泉へ、行くつもりだったんだけど、うまく捕まえられなかったので結局そのまま歩いていった。途中良く知らないけどよさげな建物があったので適当に写真を撮ったりしながら歩いてたら、路地の向こうにすごい人ひとヒト。そこがトレヴィの泉だった。ローマっぽい真っ白な彫刻とかがある建物の前に、半円状の泉がある。ぱっと見きれいな緑色の水。なるほど。人が全然いないときに来れればいい雰囲気の所なんだろうけどなぁ。なんとか縁に座って、コインを入れたり。そしたら偶然同じツアーの女の子たちとあったので、一緒に添乗員おすすめのジェラートを食べたり。ジェラート屋には「中田」とかいう種類のジェラートもあったんだけど、とりあえずやめてみたり。何も考えずにコーンでもらったら、女の子たちが「カッププリーズ」とか言ってアイスのカップでもらってたので、自分もカップにすれば良かったかもとか思ったり。
 次の目的地が違ったので女の子たちと別れて、パンテオンへ。適当に進んだらいきなり目の前に現れたので、ちとびっくり。いかにも古代ローマって雰囲気ばっちしの神殿だよね。中は丸くて天井に丸い穴が開いてる。今日は晴れてるから良いけど、雨の日はばしゃばしゃ雨が入ってくるのかなぁ。それともガラスでふさいであるのかな。
 そーいえばパンテオン前の広場で再びジプシーな女性に遭遇。普通の西洋人に手を出して物乞いしてた。この人たちって元々何なんだろう。イタリア人っていうより、人種からして違うと思うし、見た目の雰囲気もすごく異質な感じがするんだよね。人種問題とか、日本でいう部落差別とか、なんかそんな問題も絡んでそうな感じ。
 パンテオンの裏の通りへ出たら運良くタクシー乗り場があったので、タクシーでサン・ピエトロ寺院へ。入り口付近に人がたくさんいたから「また行列?」って思ったけど、並んでるわけじゃなかったので、ほっとして中へ。………はぁ〜。すごいねぇ。ほんと。なんていうのかな、広いというよりでかいって感じなんだけど、その大きな柱から壁から天井から、全部緻密な彫刻や装飾で飾られてる。豪華だし立派だし、その創り出された空間がすばらしくて、ほんとため息出ちゃうよ。中を見て回ったり、天国へ導いてくれるという聖ピエトロさんの足に触ったりしたあと、1回外へ。
 とりあえずガイドブックには「エレベータで上まで上がれます」って書いてあった。というわけで、ちょっと並んでお金払って、エレベータで上へ。大クーポラとかっていう上の丸いやつの付け根の部分まで行かれて、そっから中をのぞける。下ではミサをやってるのがよく見える。「へぇー」って感じで、それで終わりかと思って降りようと出口の方へ行ったら、出口の他に横に上へ上る階段を発見。いやーな予感はしたけど、見つけてしまったものはしょうがない。登ってみた。………もおねぇ。フィレンツェでジョットの鐘楼を登って以来、階段の上り下りがつらいんだってばぁ (^^;。もー、ぜぇぜぇ言いながら、登る。登ってる途中はあまり人がいなかったんだけど、頂上へ着いたら、狭いせいもあってか結構な人。でもやっぱり眺めは抜群。フィレンツェもそうだったけど、ローマもこういう立派な教会が町で1番高い建物なんだよねぇ。いやもお、いい感じの町並みだよ。日本とは屋根や壁の色が違うから、雰囲気が違って良いんだろうねぇ。外国の人が日本の都会の町並みを見たときも、こういう風に思うのかなぁ。おもわなそうだなぁ。

 タクシーでスペイン広場へ。うひゃー。こりゃまたすごい人だ。スペイン階段が人だらけで全然階段が見えないよ。でも残念ながらここで時間切れ。階段自体に足を踏み入れることなく、そばにあるグッチの前に集合。ほんとは夕食も自由だったんだけど、希望者だけホテルへタクシーの送迎付きでレストランを予約してくれるって言うんで、それを頼んだから。みんなで地下鉄に乗って、何とかって駅まで行って、レストランへ。
 添乗員曰く、レストランをツアーで予約した場合、それなりのお金を払ってるにもかかわらず、やっぱり個人で行ったときよりも料理の質を落とされちゃうんだそうだ。それでもイタリアはかなりましな方で、これがドイツとかだとかなりひどいとか。やっぱり、一度にたくさん作らないといけないから、面倒なのかねぇ。で、このレストランもツアーで行くより個人で予約した方がおいしいという話。もちろん今回は個人として予約してるそう。
 生演奏とかあって、なかなか雰囲気もいい感じのお店。で、前菜は生ハム、モッツァレラチーズ、赤ピーマンにオリーブオイルと一緒になんかいろいろ詰めたもの。モッツァレラチーズは、まずくはないけど好みじゃないねぇ。一皿目はパスタが2種類。1種は良かったけど、もう1種はしいたけ。う〜ん、しいたけきらいなんだよなぁ。でも、せっかくなので食べた。しいたけのにおいはイヤだったけど、まぁ大丈夫。二皿目はお肉。なんかお皿に3種類も乗ってた。パスタで結構おなかがふくれてたから、このお肉の大きさに「うわー」って感じだったけど、今までイタリアで食べたこの手のお肉の中では1番おいしかったので、何とか食べれた。それでもやっぱりさっぱりめだったけどね。何でかなって思うんだけど、やっぱりソースがかかってないっていうか、肉汁が滴ってる感じがないというか。しかも白いお皿にお肉だけが乗ってるから、見た目までシンプルでねぇ。見た目もおいしく見せようという工夫がされてないのよね。パスタやピザは何もしなくてもカラフルでおいしそうに見えるじゃない。お肉にもちょっと花を添えると、よりおいしく見えるのにね。
 デザートはティラミス。おいしい。ティラミスは好きなんだよねぇ。イタリアでティラミスを食べるのは何回目かな。日本ではなんかなまじブームになっちゃったせいか、今では「昔はやったもの」って感じがどーしてもしちゃうけど、こっちではいたって普通のデザートなんだよね。日本でも普通に広まってくれれば良かったな。最後ってことでワインもたくさん飲んだし、しいたけはイヤだったけど、まぁおいしかったし。というわけでタクシーでホテルへ。明日は4時起き(ほぇ〜)。荷物の整理をして、さっさと寝る。

イタリア
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2000年9月15日  

 朝食のあとバスでナポリの港へ。水中翼船でカプリ島へ向かった。45分くらいかかるみたいだけど、カプリ島へ着いてから青の洞窟を見るボートに乗るのにすごく混んでしまったりするので、「カプリ島が見えたら出口の所へ来てすぐに降りられるようにしていてください。」って何度も念を押された。
 とりあえず、地中海の海はすごく青いねぇ。日本の海はなんか緑色のイメージがあるんだけど、ここはほんと、濃い青なのよ。とっても良い、きれいな色。
 やがてカプリ島の港に到着。船を下りて海を覗くと、結構下の方まで魚がちょろちょろと泳いでいるのが見えて、結構な透明度。すごいね。で、うちのツアーが1番に青の洞窟行きのモータボートに乗船完了&出発。きゃー!
 青の洞窟は中に入れる条件が厳しくて、まず、光の関係で太陽の出ている午前中しかダメで、しかも、入り口が狭くて危ないから、海を見たときに波の上にちょっとでも白い泡が出てしまうくらいの波があるだけで、入れてもらえないんだって。きびしいよねー。実際、2日前まで入れてもらえなかったらしい。でも今日は大丈夫。天気は晴れ。風もない。ラッキー!
 青の洞窟のそばまで来ると、井の頭公園あたりに浮いてそうな手こぎボートに乗ったおじさんが何隻も近づいてくる。そこに5人前後くらいずつ乗るんだけど、狭いのを我慢して必ず船底にお尻を付けて足をのばすようにしてぺたっと座らなくちゃいけない。乗り終わると洞窟の入り口のそばに進むんだけど、これがまた異様に狭い。客は折り重なるように船底に寝て、おじさんは洞窟の入り口に張られたチェーンを引っ張りつつ、自身も客の上に体を寝かせて「えいやっ」っと洞窟の中に入る。それでも目の前に入り口の壁が迫ってきて、結構怖い。しかし、入ってしまえば中は広々。
 中に入って入り口の方を振り返ると………すっっげー!!。いやほんと。どっかで見た写真は全然うそだったよ。写真じゃただ光が当たった青い海水が見えてるだけじゃん。そーじゃないんだよ。違うんだよ。写真でも言葉でも表現できないけど、あえて表現すれば、海自体が不思議な光を放ってる、っていうのかな。なんかこう、厚みのある立体的な光というか、何というか………あぁん!もどかしいっ(>_<)。とにかく、すごいのよ。きれいなのよ。うつくしいのよ。「自然の神秘」…この言葉を十二分に実感できるのよ。見て感じられるのよ。感動的なのよ。水面に手を入れると、手がぼおっと光ったりするのよ。。。もおっ!みんな、死ぬまでに1回見にいっとけっ!!マジでっ。(^^;
 見終わって集合したときには、男性も女性もみんなしてきゃーきゃー興奮状態。よかった、きれいだった、見れて良かった、すごかった。。。天候が悪くて見れなかった人たちは知らないからただ残念って思うくらいかもしれないけど、見れてしまった自分たちに言わせれば、これを見れないことほど不幸なことはないよねって感じ。あぁ、問題なく見れた自分たちは、幸せだったねぇ。。。
 そのあとはカプリ島見物。といってもリゾート地なので特に見るものがあるわけじゃなく、小さなバスでお店が並んでるところへ行って、おみやげいろいろ買ったりしたあと、お昼。白身魚の揚げ物とか。なかなか景色の良いお店で、ぐーやね。食事のあとは自由になったので、アウグスト公園付近の景色の良いところへ行って、美しい地中海の眺めを堪能。いやー、ほんと良いところだよ、カプリ島は。青くて美しい海、白い壁の建物。こんなところで1週間くらいのんびりしてみたいねぇ。ほんと。
 ケーブルカーで下へ降りて、水中翼船でソレントの港へ。港から小型バスで自分らの観光バスまで戻るんだけど、途中でバスが見えたのね。だから「いたいた。停めて」って言ってたのに、「いや、バスは上の方にいるはずだ」ってな感じで、バスは上の方に。確かにそこは広くなってて観光バスが何台か止まってたんだけど、やっぱりさっき見たのが自分らのバスだった。そしたらその運ちゃん。「じゃあそこのみやげ物屋で待ってて。トイレもただで貸してくれるし。バス呼んでくるから。」だって。………はかられた?(^^; みやげ物屋とグル?まぁ、ただだっていうからトイレを借りて、適当にみやげ物を見てたらバスが来たので、撤収。ローマへ。

 ローマ市内のレストランで夕食。カルボナーラと子牛の煮込み。あぁ、カルボナーラ、おいしいわん。で、同じテーブルになったおじさんと、ワインを一緒に飲もうということになって赤白両方ボトルで頼んだ。白はとってもおいしかったんだけど、なーんか、赤はまずい。まぁ自分も素人だから、このワインはこういう味なんだと言われれば、あぁそうなのかと思ったかもしれないけど。でもとてもおいしいとは思えない。おじさんも「なんか変な味だねぇ」って言ってるし。そこでおじさんが、同じ銘柄の赤を頼んでた隣のテーブルでちょっともらって飲んでみたら「あ!全然味が違う!!」。そこでウェイターを呼んで「味がおかしい。チェンジチェンジ。」って言ったら通じたみたいで、同じ銘柄を持ってきた。そこでまた飲んでみたんだけど……おじさんは「さっきよりマシだけどねぇ」と言ってるけど、自分には全く同じくまずく感じてしまった。やっぱりこういうへんな味のワインなのかなぁって思ったけど、首を傾げてたらウェイターがあいてるテーブルのグラスを取って自ら試飲。次の瞬間赤の入ったグラスをすべてさささっと片づけてしまった。そして「これならどうだい?」って感じに違う銘柄の赤を持ってきたので、さっそく試飲。おっ。これならOKだよ。おじさんもにっこり。一件落着。
 普通、試飲して気に入らなくてチェンジした場合は、気に入らなかったボトルの分までお金を払うんだよね、確か。だから「3本分のお金を取られたりして?」なんて言ってたら、添乗員がすすすっと来て、「ワインに不都合があったから、飲み物のお金はすべてサービスしてくれるそうです。」だって。わーい。そーいえば今まで書いてなかったけど、ツアーでレストランに行った場合、食事代はツアー料金に含まれてるんだけど、飲み物に関しては好きなものを注文して、自分で払うという仕組みになってる。だから今回の場合は飲んだワイン代を払わないといけないはずだったんだけど、無料。やったね。文句言って良かったよ。うちのテーブルだけかと思ったら、同じツアーの人全員だったし。なんだ、ならもっと飲んでおけば良かったね。
 で、バスでホテル。そしたら手違いなのかあいてなかったのか、2部屋もあってベッドが5つもあってキッチンまで付いてるすごいお部屋。うひょひょ。こんな部屋泊まったことないねー。らっきー。

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2000年9月14日  

 バスでナポリへ。ナポリ市街と海がよく見えるところで写真とか撮って、市街へ。卵城やヌォーヴォ城、王宮なんかを見たんだけど、みんなバスの中から。今ナポリはマフィアがいたりして危険なので、「観光客をバスから降ろしてはいけない」っていう通達が外務省から出ているんだそうだ。添乗員曰く、「ナポリのピザがどーしても食べたいとかいう方は、ホテルにタクシーを呼んでもらってピザ屋さんまで行って、できれば運ちゃんにいっしょに店内まで付いてきてもらって、もちろんピザをテイクアウトして、さっさと帰ってきて部屋で食べてください。」だって。そんなに危ないのぉ?(^^;

 そのままポンペイの近くまで行って、お昼。シーフードフライとナポリタン。うーん、おいしいね。お昼から「キリストの涙」っていう有名らしいワインなんかも飲んでみたりして。ところで「スパゲティ・ナポリタン」って、日本人が命名した料理だって聞いたことがあるような気がしてたんだけど、何も言わないなぁ。まぁ、今日のはスパゲティじゃなくてマカロニの大きなやつだったけど。
 ポンペイ見物。ポンペイって埋まっちゃった町を掘り起こしたわけでしょ?だからこう盆地のようになってるのかと思ったら、周りに比べてポンペイが小高い山のようになってるの。なんでも、この周りぜーんぶ掘り返して、ここだけ残してるからちょっと周りよりも高いらしい。すごいねー。中はまぁ、廃墟の町並みって感じなんだけど、ところどころきれいなレリーフとか壁の絵とか残ってて、すごいね。でも、結構最近まで存在すら知られてなくて、しかも燃えないものしか残ってなかったはずなのに、「ここが公衆浴場で」とか「ここが魚屋さんで」とか、よくわかったよねぇ。
 ナポリへ戻る途中で、カメオの工場へ立ち寄り。実際にカメオを削ったりしてるところが見れたから、まぁ皮工場よりはマシだったね。で、売り場。安いのは3,000円くらいからあるのね。それくらいならおみやげで買っても良いかなぁって思ったけど、やっぱり安いのはほんと、安っぽい。見た目良いのを買おうと思ったら、やっぱ数万円は出さないとダメだねぇ。だから買わない。それにさ、カメオってまぁ芸術品としては良いものはきれいだなぁって思わなくもないけど、装飾品としてはちっとも良いと思わないんだよね。装飾品って付けることで付けた人を引き立てるのが役目だと思うのに、なんかカメオって自己主張が強すぎるのか、カメオが付いてるっていうか付けられてるっていうか、そういう感じに見えちゃう。だから、本人が好きで付けるならかまわないけど、人に勧めたくなる装飾品じゃあないな。実際、同じツアーの女の子たちを見てても好き嫌いがあるみたいで、一生懸命選んで買っている子もいれば、「少なくとも私は趣味じゃない」って言ってる子もいる。ま、装飾品なんて何でもそうなんだろうけど、これは特に好き嫌いが別れる気がするね。それにしても、自分のとか、せいぜい恋人へっていうならともかく、親へのおみやげとか言って4万弱のカメオを買っている人がいたのは、驚きだよ。みんなお金もちだよなぁ。「買わないの?」って聞かれて思わず、「そんな貝殻削ったものに何万円も出せないよー」って言ってしまった(^^;。そしたら親娘で来てたお父さんにひどく同感されてしまったし。きっと娘に買わされたのね。(笑)

 ナポリのホテルへ。イタリアへ来て初めて近代的な高層ビルを見たね。でもさぁ、あれだけ危ないって脅かしておいて、なんでナポリ市内のホテルに泊まるかなぁ。しかも、4時くらいにチェックインして、「7時半に夕食で、それまでフリーです」だって。なにそれ。部屋で寝てろってか。時間がもったいないから、どーしよっかなーって思って、とりあえずロビーに降りてみたら、やっぱりそー思った人たちが何人か集まってたので合流。結局、思い切ってみんなでピザを食べに行こう!ということになって、ホテルの人にタクシーを2台呼んでもらおうと思ったら、「こっちへおいで」という手振り。みんなをまとめて1BOXで送ってくれた。有料だったけど。で、この人おすすめのピザ屋を教えてもらって。でも、買って帰ってくるまで待っててくれないかって言ったら。。。「それはできない。私は忙しい」だって。。。ほぇ〜。置き去りにされたー(泣)。意を決してピザ屋へ。ガッレリアを抜けて1回曲がればすぐに着くような手振りだったのに、そっからさらにもう少し行って、路地の方へ入っていったとこだった。なんだかなぁ。それはいいんだけど、そのときまだ6時くらいで、そのお店は7時半開店とのこと。ナンダヨー。せっかく来たのに。結局ガッレリア内のカフェへ行ってコーヒー飲んで、ピザがあったらそれも食べようと言うことに。でもピザはなかったので、みんなでおいしいコーヒーを飲んで、記念撮影。ミラノよりも規模は小さいけど、ナポリのガッレリアも雰囲気があって良いよね。タクシーでホテルに戻って、おしまい。「いやー、大冒険でしたねぇ。」って感じ。これでちゃんとピザが食べられたら、完璧だったのにね。
 ホテルで夕食。野菜スープとポークステーキ。他の人はやっぱりホテルの周りかせいぜい駅を見に行ったくらいらしい。部屋で寝てて夕食に遅刻した人もいたし(笑)。夕食のあとそのまま大冒険した人たちとホテルのバーで2次会。ひとしきりおしゃべりして、解散。

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2000年9月13日  

 ホテルが駅の目の前なのでちょっと駅を見物。うーん、ヨーロッパって感じ?で、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会、ドゥオーモ、ヴェッキオ橋と軽く見たあと、ウッフィツィ美術館へ。すごい行列を横目に、予約団体入り口からすすっと入る。ツアーだから予約してあるのは当たり前かなぁって思ったら、ツアーでも予約が取れなくて、2時間とか並んでもらう場合もあるんだとか。かわいそ。で、中にはかなりの数の美術品があるので、これまたツアーらしく主要ポイントをつまみ食い。最後一応自由になったので、有名な「ダビンチの受胎告知」「春」「ビーナス誕生」なんかをもう1度じっくりと見た。やっぱ、本とかに載ってるやつはコントラストをだいぶあげてあるよね。きれいに見えるようになのか、描かれた直後の状態を見せようとしてるのかわからないけど。実際はやっぱり淡い感じの色合い。そうそう、これだけすごい絵が並んでるのに、その絵の保護が甘いよね。ほとんどの絵がむき出して、ホントに重要な絵だけは一応前面をガラスで保護してる。でもそれも前だけだし。日本だったら絶対ほとんど全部の絵がガラスケースの中に入ってて、湿度と温度を一定に保ってるよ。いい加減なのか、直接見てもらいたいという考えなのかはわからないけど。
 戻って、希望者だけドゥオーモの中を見物。これまた結構な行列でやっと入れたって感じ。時間ぎりぎりだったね。そのあとお昼。ミートソースパスタと七面鳥のハムみたいの。あぁパスタおいしい。ハムもまぁまぁ。このソースはなんだろうね。白いの。

 バスでアッシジへ。サン・フランチェスコ教会を見物。なんか、いろいろ奇跡を起こしたって言う聖フランチェスコさんの寺院なんだって。中はたくさんのフレスコ画で飾られてる。なんでもフランチェスコさんの奇跡をいろいろ表しているんだとか。良く知らなかったけど、「小鳥に説教する」ってやつは、どっかで見たことあったかも。
 ホテル。できたばかりと言うんだけど、なんか、リゾートマンションが売れなかったから改装してホテルにしたって感じ。部屋割りとかぼろぼろミスがあって、手際が悪いしね。高速道路のI.C.に近いから遠距離移動の中継地点として客入りは良いみたいだけどさ。夕食はホテル。パスタとステーキ。おいしかったんだけど、ね。1つ1つ出てくるのにえらい時間がかかるのよ。混んでたからみたいなんだけど、7:30に席に着いたのに、食べ終わったときには10時くらいだったよー。ったく。だめなホテルだ。

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2000年9月12日  

 バスでピサへ。行くんだけど、ピサはとってもとおっても遠いので、6:30くらいには出発。朝食はホテルで食べないでお弁当が配られるって言うから、どんなのかと思ったら、水とジュースとかったいロールパンにチーズが挟んであるのだけ。あとおやつ1つ。ナンダヨー。これっぽっちかよー。これが、ホテルが用意してくれた朝食だっていうんだから……。
 4〜5時間走って、やっと到着。おぉ〜。傾いてるよー(^^;。写真とかで見るより実際に見る方が傾いて見えるね。腰にワイヤー巻いて、建物の奥から引っ張ってる、っていうほどワイヤーにテンションがかかってるように見えないけど、なんかおもしろい。斜塔で数枚写真を撮って、ドゥオーモの中を見物。もうすぐフィルムが終わるから、ちゃちゃっと撮って新しいので外から撮ろうかなーって思ったら………わ、忘れた。バスの中にフィルム置いて来ちゃった……がーん(大泣)。ドゥオーモも洗礼堂も全体も、全然撮ってないのにー。もっと斜塔も撮りたかった……。諦めてじっくり目に焼き付けて、お昼。ラザニアとピザ。ピサでピザ。ねらってる?(^^; で、ラザニアはまぁ良いとして、ピザだよー。いや、まずくはないよ。でも、トマトソース以外全くと言っていいほど具が乗ってないのに、スゲー大きい。シンプルな味のものをえっちらおっちら食べて、何とか完食。ふぅ。どうもイタリアは、シンプルな料理はとことんシンプルな味付けなんだよねー。それで量が多い。くいきれんわ。

 バスでフィレンツェへ。その途中で、革製品工場へ。革製品を作るところを見せてくれるとか言ってたのに、工場の中には行員が1人。しかも、申し訳程度に糊を塗って見せただけ。なにそれ。いや、わかるけどね。免税の革製品やさんと契約してつれてきたっていうのは。でもさぁ、見せるんならちゃんと見せようよって感じ。自分は何も買わずに、出発。
 郊外にあるミケランジェロ広場からフィレンツェの町を見下ろす。良いねー。教会くらいしか高い建物がなくて、赤茶色の屋根の町並み。いい雰囲気だよね。そのあとシニョリーア広場へ。なんだか彫刻がいくつも並んでて、おもしろい広場だねぇ。広場そばの両替所へ。なんか、ちょっと怪しい感じの、日本で言ったら都会のパチンコ景品交換所みたいな、そんな感じの狭いところに、1万円が何リラになるかと、「手数料無料」なんて日本語で書いてある。手数料無料なのに、レートも結構良いんだよね。さすが添乗員、良いとこ知ってるよ。そのあと自由。でも、買い物のためにフェラガモの本店へつれてってくれるというので、付いていってみた。うーん、なるほど。フェラガモって書いてある(当たり前)。高級ブティックって感じ?中をぐるっと回ったけど、シャツにジーパンの男なんて、店員は見向きもしてくれない(これまた当たり前)。こっちもさほど興味はないので、適当に出た。
 ピッティ宮殿の外と中庭を見て、ヴェッキオ橋を渡って、ドゥオーモを見たあと、隣にあるジョットの鐘楼を登ってみることにした。L10,000もとるからてっきりエレベータがあるんだろうと思ったら、全部階段だった。ひーひー言いながら狭い階段を上っていくと、広いところが。「おわり?」と思ったらまだ上に行く階段が。ひーひー。何回か広いところがあって、最後のせまーい所を登り切ると、てっぺん。うおー。絶景かな絶景かな。ぐるっと360°フィレンツェの町並みが見渡せる。良い景色だねー。でもでも、疲れたー。足が死んでるよー。はうー。鐘楼を降りて洗礼堂へ。おおー。黄金のモザイク画って感じ?
 鐘楼登って疲れたので、ジェラートなんぞを食す。おいしいね。でもL12,000は妙に高いなぁ。まぁ、いいけど。メディチ家礼拝堂を眺めて、集合。夕食は、ラビオリとお肉。これまた、ラビオリはおいしかったけど、お肉がシンプルな味で量が多いんだよねー。ま、いいけど。

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2000年9月11日  

 バスでベローナへ。なかなかいい感じの町並みが見えてきたところで現地ガイドと合流。ここではイタリア人ガイドだけで、名前はマリオ。イタリアガイド界のヌシだというこのマリオさん、80くらいのおじいさんなんだけど、まぁ、元気元気。フェラーリの旗ふって、60になってから勉強したという日本語で「いーきましょ、いーきましょ」と連れ回してくれる。元気で愉快なのはとっても良いんだけど、さーっぱり何いってんだかわかんないんだよねぇ。人によっては一生懸命耳を傾けて理解しようとしてたけど、自分は早々に諦めて、景色や建物を見たり、写真を撮ったりする方に専念した。公開してないというロミオの家を外から眺めて、スカラ家の廊、シニョーリ広場、エルベ広場、ジュリエッタの家とまわった。ジュリエッタの家には結構な観光客がいたんだけど、「あ、今日はすいてる。ラッキーですねー」って添乗員が言っていたので、普段はもうすし詰め状態なんだろうね。中は、小さめな庭にジュリエットの像がおいてある。なんでもジュリエットの右胸に触ると幸せな結婚ができるとかで、みんなさわりながら写真を撮ってる。自分はなんか恥ずかしくてさわりに行けなかったんだけど、こういう時恥ずかしがっちゃだめだねー。せっかく来たんだからさわって写真を撮っておけば良かったって、ちと後悔気味。像の右の家には2階に例のバルコニーがあるんだけど、思ったよりも小さかった、というよりは、もっと高いところにあるのかと思ってた。
 あれ?アレーナも見たと思ったんだけど、どの段階で見たか忘れちゃった。まいっか。で、お昼。イタリアのレストランはみんなオープンテラスって言うのか?外にまでテーブルが並んでるから全く空調がきいてないんだよね。日本みたくじとっとはしてないけど、やっぱちょっと暑いねぇ。出てきた料理は、名前は忘れたけど、平らなパスタを数枚重ねて、その間にトマトソースが入ってるやつと、でかい鶏肉を焼いたの。パスタはなんとか許せるとして、肉は……さっぱりした焼き鳥。もうみんなして「醤油かけたい」「たれはないのか」って感じ(^^;。またしてもがっかり。ツアーの食事ってこんなんなのかねぇ。せっかくの食の国イタリアなのに、先が思いやられる。

 バスでヴェネツィア(ベニス)へ。海が見えてきて、ながーいまっすくな橋を渡る。ヴェネツィア中心部に車は入れないので、こっから船。船乗り場で、イタリアで初めての有料トイレに入る。500リラだったかな?有料はきれいで良いね。でも、L500払ってちゃんとチケットっていうかレシートをくれるんだけど、なんか、トイレでレシートもらってもねぇ。しかも、トイレのそばに両替所があるっていうのは、ねらってんのか、偶然なのか。(^^;
 隅田川あたりで使っていそうな背の低い船に乗って、運河を進む。両岸にヴェネツィアの町並みや教会が見えて、いい感じ。港から歩いて、ため息橋を横目に見て、ドゥカーレ宮殿の先でいったん解散。サン・マルコ寺院の中を見物して、サン・マルコ広場で写真とか撮ってるうちに時間。ここからはガイド付き。そしたら、サン・マルコ寺院の中を見物するって言うじゃあーりませんかっ。ナンダヨー。さっき中へは行かないようなこと言ってたじゃん。やっぱり中を見物してしまった夫婦と「やられましたねー」「ねぇー」とか話しながら、ぞろぞろと2回目の見学。ま、自分たちで見た方がじっくり見れたからいいけどねー。そのあとドゥカーレ宮殿、ヴェネツィアングラスの工房とお店へ。ヴェネツィアングラスはきれいで良いんだけどねー。高いよ。もうちょっと安いか、自分が普段使えるような大きめのコップがあれば、買っても良かったなぁ。そのあとはまた自由。有名なサン・マルコ広場のカフェでお茶でもしてみようかなぁと思ったんだけど、それは一応やめて広場の周りのお店をぐるっと見て回って、あとは運河沿いを散歩。こういう水辺は良いよねぇ。そのあと集合して、5・6人ずつに別れて、名物ゴンドラ。人が住んでるのかすんでないのかよくわからない住宅街の中を流れる細い運河をゴンドラで進む。水が汚くて臭いって話を聞いてたんだけど、確かに汚いんだけど臭くはなかった。夕方だったからかな。助かった。夕食はエビの唐揚げみたいのと、イカスミのスパゲティ。うん、とってもおいしいよ。よかった。やっとツアーの食事でおいしいものが食べられた。「3軒目で初めておいしいと思った」って言ったら、同じテーブルの人みんながうなずいてくれたので、やっぱりみんなそー思ってたのね。(^^;
 夜の運河を船で戻って、バスでホテル。ホテルはおっきなペンションみたいな雰囲気の建物。新しいし、良いね。で、ここのバスルームはほかのホテルと違って、まず、バスタブにカーテンがない。なんかシャワーのところがガラス戸のようになってて、そこを開くとシャワーを浴びる所がガラスで囲まれたようになる。うーん、こんなの初めて。かっこいいんだけど、やっぱこれだと気を付けないと水が外にはねちゃうね。あと違うのが、バスルームにトイレがあるのは一緒なんだけど、トイレだけ磨りガラスの扉で区切られてるの。日本人にはなんかこの方が安心な感じ。

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2000年9月10日  

 バスでミラノ市内へ。これ以後ほとんどそうだったんだけど、イタリアでは雇用対策って意味もあって、イタリア人以外が観光ガイドの免許を取るのが非常に難しいんだそうだ。また、免許を持っている人がいないのに、ガイドとしてしゃべると捕まっちゃうんだって。だったら日本語をしゃべれるイタリア人ガイドがしゃべればいいと思うんだけど、イタリア人ガイドはついてくるだけで、日本人の現地ガイドがガイドしてくれる。なんか変だけど、日本人の日本語の方が聞きやすいからいいか。(^^;
 ガイド付きで見たのが、スフォルツェスコ城、スカラ座、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア、ドゥオーモ。ガッレリアもすごくいい雰囲気だったけど、やっぱドゥオーモ?もお、感激。すごいよねー。中も外も。彫刻とかその荘厳な雰囲気とか、ため息出ちゃうよ。日曜日だったからちょうどミサをやってて、それが見れたのもラッキー。ほかのツアーは知らないけど、このツアーではこれ以後も、ガイド付きで見ててもそれぞれの場所で細かく自由時間をとってくれるので、あまりガイドにつれ回されてる感じがしないのも良いね。
 お昼はミラノ風カツレツ。どこがミラノ風なのかちっともわからないのは良いとして。なんかいまいちぱっとしないレストランで、食事もかなりいまいち。なんだか、自分だけじゃなくて他の人もみんながっかりしてる雰囲気。うーん、いきなりはずれ?
 午後は自由行動。同じツアーの女の子たちの多くはオプションツアーでスイスまでブランド品のアウトレットショップへ行ったみたい。なにしろ日曜日はことごとくお店が休みだからねぇ。自分はミラノ観光の続き。ミサが終わっていたからドゥオーモをもう1度見たり、階段で屋根に登ったり。ガッレリアを散歩して、さっきは外から見ただけだったスカラ座の中へ入って、BOX席から劇場の中を見物。歩いてサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ行って、予約しておいた「最後の晩餐」見学のチケット受け取って、レオナルド・ダ・ビンチ記念国立科学技術博物館を見物。ここ、ダビンチの博物館だと思ったのに、確かにダビンチの発明品と、その模型が少しはおいてあるのね。でも、日本語解説がないから何をする発明なのかわからないのはしょうがないとしても、ダビンチに直接関係しそうなそういうのはちょっとしかなくて、どちらかというと「科学技術」博物館なのよ。なんかいろんな電気系機械の変遷っぽくあれこれおいてあるんだけど。。。つまらん。そこで近くのサンタンブロージョ聖堂へ。またミサが見れたのは良いけど、そのせいで肝心の黄金祭壇が遠目にしか見れなかった。ちと残念。
 再びサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ行って、「最後の晩餐」を見るために並ぶ。たぶん外気を極力遮断するためなんだろうね。入るまでに自動ドアが3つくらいあるんだけど、前の扉が開いて、みんながぞろぞろと前のスペースに入ると、そのドアが閉まる。ちょっとすると前のドアが開いて…って感じ。そんなんでやっと対面。おぉ、こんな大きな絵だったんだ。ふーん。
 地下鉄でドゥオーモまで戻ってきて、ガッレリアそばにある現地ガイドおすすめのお店で夕食。スパゲッティとピザとワイン。あああぁ、おいしいわ。うん。いい感じのお店だし、中でピザ生地をくるくる回して作ってるのが見えるし。スパもピザも日本円で600〜800円くらいでお安いし。円高様々だねぇ。
 唯一やってたデパートをちょっと見物して、タクシーでホテルへ。中国もそうだったけど、イタリアもまぁ車のマナーが悪いこと、荒いこと。タクシーの運ちゃん飛ばす飛ばす。止まるときにすごい車間距離を詰めてキュっと止まるから、結構怖いね。

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2000年9月9日  

 今日からイタリア旅行。成田の第2ターミナルへ行ったら、まぁ、すごい人。めちゃめちゃ並んでるの。土曜日だからかなぁって思ったけど、あとで聞いたらどうもそれだけじゃないらしい。自分らツアーもそうだったんだけど、ツアー客も全部個人チェックインになったってのも関係あるとか何とか。前はツアー客はまとめてチェックインだったから、効率よかったのにね。そのせいであまり時間がなくて、ツアー客全員集まったりせずに、勝手に搭乗。
 スイスエアーでチューリッヒまで12時間くらい。いやー、長かったような、そうでもなかったような。こういう長距離便に乗るのって初めてだけど、結構しょっちゅう飲み物のサービスが来たり、チョコレートが配られたり。時差ボケしないためにはよく寝るのが良いって聞いたことあるけど、お昼出発でミラノに着くと夜だから、寝ない方がいいのかなぁとか思ったり。結局の所あまり眠くならなかったからほとんど寝なかった。
 チューリッヒで乗り換え。またスイスエアーなんだけど、1時間くらいのフライトなのに、アイスクリームとか出てきて、すごいなーって感じ。で、やっとミラノに到着。バスでホテルに行って、寝た。

イタリア
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2000年9月3日  

 最近週末走ってなかったので、なんとなく甲府まで走った。ずっと下。甲州街道は、すいてれば楽しいんだよねぇ。でも246と違って、おもしろい部分はずーっと1車線だから、1台でもじゃまな車がいるとだめなのがけっこうリスキー。今回はちょっといまいちだったか。寝坊しちゃったのもいけないんだけど。甲州街道もところどころでいいから2車線あると良かったなぁ。
 で、ただ行って帰ってくるんじゃあれだから、なんとなく山梨県立美術館に行ってみた。そしたらたまたま特別展で「古代アンデス 黄金王国モチェ発掘展」なるものをやってた。いいねーというわけで、早速見学。モチェ文化なんて正直初耳だったけど、ツタンカーメン王墓発見と並ぶ、大発見の王墓なんだそうだ。たくさんのいろんな形をした壺もおもしろくて興味深いけど、やっぱり金やトルコ石でできた装飾品の数々。すごいねー。みんな本物でしょ。同じ1,000円なのに、古代文明展とはえらい違いだよ。行ってよかったわん。

古代文明展
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2000年9月2日  

 なんとなく海老名へ行って、なんとなく映画を観てしまった。「ミッションインポッシブル2」。有楽町マリオンでやってる映画はマリオンで観るって原則があるんだけど、田舎暮らしが長くなるとねぇ、都会まで出るのがめんどくさくて。で、初めて行った海老名の映画館。結構良いね。新しくてきれいだし。広くはないんだけど、スクリーンは適度に大きいし、席(床)に大きく角度が付いてるから前の人の頭が気になることも少ないし。田舎の映画館の何がいやかって、スクリーンに対して席(床)が垂直に近いことなんだよね。ここはそんなことなくて、かなりの角度が付いてる。あと、各席に1つづつカップホルダーが付いてる。これは便利だよー。すべての映画館でまねして欲しいねぇ。いやな点は、前の席との間隔が狭めで、人の前が非常に通りにくいことかな。
 で、肝心のM:I 2。いやー、かっこいいね。アクションシーンが結構多いし。ストーリー的にはもうちょっと感動できるシーンがあっても良いかなって気もするけど。1よりは全然わかるし。

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2000年9月1日  

 なんとなく見たくなって、「ミッションインポッシブル」のビデオを借りてきた。ほんとはDVDで見たかったんだけどね。なかった。
 タイトルとかに007の文字は見あたらないんだけど、変なハイテク道具がいくつか出てきて、007って感じを出してるよね。ストーリー的にはまぁまぁかな。あの、なんとかっていうメール相手のおばちゃんの設定がよくわかんなかったし。

あー!
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