「前回のやつ」

1999年1月18日  

 やっと見れた「ドラえもん のび太の南海大冒険」。前回のやつよりはおもしろかったような気がする。比較的素直な話だった、かな。でもやっぱり、最後の涙がなかったなぁ。のび太とあの男の子が2人だけで無人島で一所懸命生活をする、っていうシーンがもっとあれば、感動も大きくなったんじゃないかなぁ。
 そうそう。最後にあの改造動物は元の姿に戻されるよ、って言ってたでしょ。あれはー、どうなんだろうね。子供向けだからあれで良いのかもしれないけど、はっきり「処分する」と言わなくても良いから、ああいうことをしたら元の姿には戻せないんだぞ、っていうふうにした方が良かったんじゃないかなぁ。

前回のやつ
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1998年1月13日  

 TVでドラえもんの映画を見る。タイトルは・・・なんだっけ?「ドラえもん のび太のねじ巻きなんとか」とかなんとかかんとか。
 ここ何年か、ドラえもんの映画っておもしろいと思うものがないように思う。それが、自分が大人になったからなのか、映画の質が落ちたからなのかはわからない。ただ言えるのは、ここ何年かの映画のラストは、泣けるような作りになってないって言うのがあるように思う。事件が解決して、良かった良かったで終わっている感じ。昔はこの後に別れがあった。出会い、共感し、泣き、笑い、一緒に戦った「友達」と、最後は別れる。のび太達はその世界の住人じゃないから。そこに泣ける感動があったように思うし、映画版ドラえもんのおもしろさの1つだと思ってる。
 しかし最近のは、「別れ」を描かなくなった気がする。それともう1つ、のび太達と一緒に戦ったその世界の住人との間に、友情のようなものを見る側が感じられるような描き方になっていないようにも感じる。気が付いたらいつの間にか友達をやってたという感じかな。
 最後に良かったと思ったのは、6〜7年くらい前かな、「アニマルプラネット」とかってタイトルのやつ。あれは良かったねぇ。
 今回のねじ巻きは、あの「状況説明」をしに出てきた「神様」は、いったい何?って感じで、結局どっかいっちゃうし。敵が強盗っていうのも、なんか弱いよね。最後に一応別れがあったけど、ぬいぐるみ達との友情のようなものを感じてなかったし。せいぜいのび太とぱかぽことの別れくらいで。
 昔は大人の方が楽しめる映画だったような気がするんだけどなぁ。

前回のやつ
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