「整えた」

2001年3月23日  

 開発環境も整えたし、なにか簡単なiアプリでも作ってみようかな。なにを作るかって、結構悩んじゃうけど、結局三目並べ(まるバツ)を作ってみることに。いやもお、Javaすっかり忘れちゃってるし。しかも最近ずっとPerlばっかり、オブジェクト指向じゃないプログラムばっかりで。Java1時代の埃かぶった入門書を引っ張り出してきて、リハビリリハビリ。
 JBuilderって、クラス名を打ったあとにピリオドを打つと、メソッドや変数名がずらっとリストでポップアップされるんだよね。メソッド名とかって結構長ったらしいのが多いから、選択するだけで良いのは結構便利便利。あと、リアルタイムに簡単な文法チェックをしているみたいで、入力途中は左のツリーにエラーとか出てる。で、文法的に正しくなるところまで打ち終わると、消えるの。これも、カッコの閉じ忘れとかすぐにわかるし、便利。でも、まぁ自分のマシンの処理速度が遅いのがいけないんだろうけど、ポップアップにしても、エラーにしても、一瞬待たされちゃうっていうか、反応が止まるというか。なんかそれがいや。特にポップアップは、1〜2秒止まってしまったり、選択するためのカーソルキー以外の普通のキーを受け付けない状態になっちゃったり。それ以外にも、メニューバーのメニューが使えなくなったりとかしたし。前回書いたように、IMEとの連携がうまく行ってない感じだし。遅いというより、なんとなくヨタヨタ動いてるんだよね、このソフト。これだけのツールが無料で使えるだけでもすごいことだから、文句を言う筋合いじゃないんだろうけど、有料版ってこれに機能を追加したもので、基本部分はこれなんでしょ?もうちょっとしっかりと動いて欲しいなぁ。それとも、速いマシンで使うと印象も変わるのかな。
 頭をオブジェクト指向に切り換えつつ、本やサンプルプログラムとにらめっこをしながら少しずつ作る。で、まるやバツはdrawLineやdrawOvalで描こうと思ったら、なんとOvalがない!Java2で名称が変わったのか?と思ったんだけど、iモードJavaの本でまるを描いているサンプルを見ると、「円を描くメソッドがないから、自分で作った」みたいなこと書いてある。ほえ〜。ないの?iモードJavaって実数演算もできないんだよ?Ovalくらい、用意しといてよー。…じゃあ、フォントサイズを大きくした「○」を使おうかと思ったら、どーもフォントサイズはラージとかスモールとか、そういう区別しかないみたい。大きさをドットで指定したい…。まぁ、携帯にベクトルフォントを持たすわけにいかないから、しゃーないか。
 結局、円を描くメソッドをパクろうかとも思ったんだけど、習作だし、まるである必然性もないし、四角にしてしまった。これなら簡単に描けるからねっ。
 コンピュータ側は最低限(単純、とも言う)の思考プログラムにして、完成。携帯に転送してみる。…わーい!動いた!!でも、これだけでjarファイルが5KB近くになっちゃうんだね。これじゃあ、ちょっと大きなプログラムを作ったら、イメージとかのデータ類を入れる容量がなくなっちゃうねー。スクラッチパッド利用は、必須か?

整えた 第2弾
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2001年3月19日  

 「iモードJavaプログラミング」という本を購入したので、早速読み進めてみる。実は、N503iを買った直後に、ASCIIの記事を参考に開発環境自体は作ってあった。でもねー、なーんか、JBuilder4が、不安定なんだよね。結構不正な処理とかで落ちちゃうの。なんか、ATOKと相性が悪いのかなぁ。インストールするときからそんな雰囲気があったから、ディフォルトIMEをMS-IMEにして、メニューからウィンドウを開いたりしたときにATOKに切り替わったら、すぐにIMEを切り替えて、それで何とか落ち着いた感じ。
 本の超簡単なサンプルを打ち込む。いやー、Javaをやらなくなってから2〜3年かなぁ。なんだか懐かしいねぇ。で、実行。エミュレータが起動して、画面が出てきた。わーい。
 本を読んでいったら、開発環境はそれでいいんだけど、できあがったものを携帯に持っていけるように変換するための環境も作らないといけないらしい。うーん、結構面倒だね。で、SUNのサイトからCLDCのライブラリを落としてくるって書いてある。本の帯には、付属のCD-ROMで開発環境がすべてそろう、みたいなこと書いてあるのにね。
 SUNのサイトでレジストして、さて落とそうかと思ったら、本に書いてあるのとファイル名が違う。バージョンも少しあがってるんだけど、それ以上にファイル名が変わってる。うーん?2つあるからとりあえず両方落として、中を見たんだけど。本に書いてあるようなフォルダ構成になってない。はうー。いろいろ見比べて、ファイル名の違いから推測して、本を書いた頃のバージョンではWindows用だけのアーカイブだったのが、今はUNIXとか他の環境用のも一緒に入ってて、その分階層が増えちゃったってことみたい。ルートに環境名のフォルダがあれば良かったのに、途中が増えてるんだもんな。
 仕方ないので、階層としてはそのまま持ってきて、それにあわせてPATHの設定とかを読み替えて、完成。jarファイルを作って、ADFとHTMLファイルを書いて、サーバにPUT。携帯でダウンロードして、実行。わーい!ちゃんと動いたっ!でも、サンプルで一通りの流れをなぞってみるだけで、結構時間かかっちゃったね。さて、Javaのリハビリをやりつつ、なんか作ってみようかな。なにが良いかなー。

N503iを買った 整えた
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