スレッド作成 : みれいさん
(1997/11/27 16:54:28)
誰も語らないFP-1100ネタでまた行きます。
形は88に、内部はFM-8に似ているFP-1100ですが、まだ似ているものがあります。
実はFP-1100はクリーンコンピューターです!
FP-1100はBASIC-ROMは持っているのですが、それはROM上で動くわけではなく、いったんRAMに転写されてRAM上で動くのです。
そのため、FPではMZやX1と同じように、BASICを直接書き換えてコマンドを拡張することもできます。(私はエラーメッセージを全部日本語に書き換えていました)
察するに、FP-1100は単なるBASICマシンにとどまらず、最初からCP/Mを乗せることを考えたアーキテクチャのようです。
凄いぞFP-1100!
CP/M知ってます?
みれい さんのコメント
(1997/11/27 16:54:52)
ハッと気付いたのですが、CP/M知ってます?
CP/Mとは、その昔、8080やZ80で使われたMS-DOSのようなOSです。
プロンプトやDIRは同じですが、COPYがPIPであったり、階層ディレクトリがなくページ管理するようになっていたりと、ちょっと違っています。
超メジャーなOSだったので、88やX1やFM用にもCP/Mがあります。この上でMULTIPLAN(表計算ソフト)を動かすのがビジネス現場の定石でした。
SMC-777は最初からシステムがCP/Mベースになっています。
また、NECのワープロ文豪Mini5がCP/Mで動いていたのは有名な話で、私もよく遊んでいました。
CP/MについてはX1の話でまた触れます。
FP-1100がCP/Mマシンとして優れている点
みれい さんのコメント
(1997/11/27 16:57:14)
CP/Mは基本的にテキストベースのシステムです。
従って、グラフィックを描いたりするには別途サブルーチンを用意しなければなりません。
このあたりを独自に拡張したのがX1のCP/Mであるわけですが、様々なグラフィック命令をメインメモリ上に持つため、使用できるフリーエリアが相対的に狭まってしまいます。
対してFP-1100はグラフィック関係のサブルーチンをサブCPUに持っています。
このため、メイン側には短いサブシステムコールの関数を用意するだけで、メモリを消費することなくグラフィックを使うことができるのです。
このように、OSが変わってもサブルーチンを新たに書き起こさなくてよいというのが、処理速度よりも何よりも、サブCPU方式の非常に優れた点です。
88のCP/Mでは、グラフィックを描く際にはバンクを切り替えてBASIC-ROMを呼び出していたと記憶しています。
原理的にはこれでも同様のことができるわけですが、88には整備されたBIOSがあったわけでもなく、言ってみれば保証の無い裏技を使っているわけで、何か邪道で釈然としないものがあります。
Oh!石 さんのコメント
(1997/11/27 16:57:50)
Oh!石@S-OSUC といいます。以後お見知り置きを。
まぁそれぞれの方式には長短があるわけで。
描画関係をサブCPUが持つというのは、描画アルゴリズムを更新・拡張しにくいという点で不利です。いくらFPがクリーンだといっても、サブCPUまで同じ構造とは思えないのですが…。もっとも、FM-7/8なんかはサブCPUにプログラムを送り込む機構が備わっていたと記憶してますし、FPも同じ仕組みは持っているのではないかと思います。
ただ、パラメータ用のメモリはそんなに大きくないはずですから、全てのプログラムを入れ替えるわけにはいかないだろうとは思いますが。
ただこれは細かいFPの仕様を忘れているので間違いがあるかもしれませんけど。
サブCPUにVRAMがぶら下がると都合がいいのは、いちいちメインCPUのメインメモリにバンク切り替えでVRAMを呼び出さなくてもよいということです。どうせメインCPUが描画する場合でもコマンド列(と同等のもの)は作らないといけないですし、バンクを気にしながらプログラムを作るのはけっこう面倒なものです。MZ-2000なんかはGRAMがC000h〜に来ますから、特にCP/Mなんかでは描画ルーチンはおろかパラメータやスタックまでも逃がさないといけないという恐ろしいことになっています。
メインメモリをVRAMが浸食しないという点でX1も同じなのですが、X1ではVRAM,GRAMをI/O空間に置くのでアクセス時に必ず1waitかかります。FPのサブCPUでは恐らくVRAMをメモリ空間に置いていたと思われるので、そういう弊害もなかったろうと予想します。
マルチCPUなのですから、メインと平行して何かさせることもできますね。使い道はわからないんですけれど。
ところで、S-OSというZ80用OSがありまして、それのFP-1100用がこの世に存在するらしいのですが、どうにかして手に入らないものでしょうか?今S-OSのホームページを準備中でして、できれば起動フロッピーのイメージを落とせるようにしたいのですけど、肝心のブツがないんですよね。
Saiey さんのコメント
(1997/11/27 16:58:11)
S-OSはムックがでるという話があったのですが、そーいえばどうなったのでしょうね。
でる直前くらいまでの話は見た記憶があるのですが・・・。
S-OS MOOK
Oh!石 さんのコメント
(1997/11/27 16:58:35)
S-OSムックは、もう出ました。
最初から同人誌と同形態で出版されたので、店頭には並びませんでした。
もちろん、手元にありますよ。誤植もありますがね。
みれい さんのコメント
(1997/11/27 16:59:08)
Oh!石さん、こんばんは。
> 描画関係をサブCPUが持つというのは、描画アルゴリズムを更新・拡張しにくいという
> 点で不利です。いくらFPがクリーンだといっても、サブCPUまで同じ構造とは思えない
> のですが…。
FP-1100のサブ側は大半がROMです。FM-7に比べるとフリーエリアはわずかしかなく、そこでプログラムを稼動させるのは困難を極めます。
これがFP-1100でグラフィック重視のゲームが作られなかった原因の一つです。
# もう一つの要因は、サブCPUがメインの半分の速度しかなく、決定的に
# 処理能力が不足だったこと。
パソコンとして究極の使い方をしようと思えばFP-1100は決して自由度の高いマシンではありません。なんといってもI/Oが全部サブ側にあり、そのサブは自由にできないわけですから。
まあ、BIOSコールを使わないで直接メモリを書き換えてしまう人には無意味な機構です。
また、そうすることによって他機種と互換を取り、かつ、性能を引き出すS-OSにとっても非常に邪魔でしょう。
まあ、S-OS自体は動くとしても……
ただ、そういう合理的な切り口じゃなく、おちゃめなゴシック風様式美というものを感じてもらえないでしょうかねー。
優れたCP/Mマシンである、という、今となっては本当にどうでもいいようなことに最適化するためにオフコンを真似て作ったマシンなわけで、その時にはグラフィックは単に罫線とグラフが書ければよかったのだから、これで優れたCP/Mマシンたり得たわけです。
二列に分離されたメモリマップと、それをつなぐBIOSコールのアーキテクチャの美学を感じてほしいなー。
直接メモリをいじくる人には、本当にどうでもいい邪魔なものなんですが。
> マルチCPUなのですから、メインと平行して何かさせることもできますね。使い道は
> わからないんですけれど。
FPはPAINTが遅いので、PAINTしている間にメインでπの計算もできます(笑)
というのは冗談として、私はFPではサブとメインが並行動作するプログラムは組んだことがありませんが、FMに関して言えば並行動作は普通でした。
マシンクロック単位でサブの動作時間を推測して、その間にできる処理をメインですることになります。何はなくとも、次にサブCPUに渡すパラメーターは準備しないといけません。(空しいけど)
常にCPUが二つとも動いているのが速いプログラムでした。
これも一つの、物凄く無駄だけど、しびれるほど美しいアーキテクチャの例ですね。
ああー、ビンビンきちゃう。
軽い話
吉田 さんのコメント
(1998/2/8 01:48:08 - E-Mail)
難しい話の合間にちょっと休憩
FP−1100は、10万円代前半の価格帯で初めて640*200の解像度を実現しました。(それまでは20万は軽かった)
また、計算機メーカらしく、計算の精度において、倍精度のさらに上位に当たる、倍倍精度をサポートしていました。
Saiey さんのコメント
(1998/2/9 08:50:53)
FP-1100が出たのっていつ頃なんでしょう?PC-8801より前ですか?PC-88って640x200がありますよね。
・・・って、PC-8801って20万以上するのか・・・。
倍倍精度って64bitでしたっけ。さすが!
どーでもいい話
みなあい さんのコメント
(1998/2/26 09:18:53 - E-Mail)
FP-1100のキーボードはテンキーに付いている
"ENTER"キーとメインキーボードに付いている
"RETURN"キーの意味が全然違っていて最初悩んだ。
"ENTER"→計算機の"="キーみたいなもの
("1+3(ENTER)"とすると"4"と出た)
"RETURN"→俗に言う"CR+LF"キー
さすが電卓屋!と思いましたね。
MZ2000とかPC8001なんかはRETURNキーとENTERキーは同意味でしたよね。
#なんで名前が違うか分からなかったけど....
RETURNとENTER
Saiey さんのコメント
(1998/2/26 17:02:36)
X68000もRETURNとENTERだったような・・・。今職場なので確かめられないですけど。(;_;)
機能はやっぱり同じだったと思います。内部的には区別してると思いましたけどね。
今見たら、MacintoshもRETURNとENTERでした。うーん。
ところでPC-8001にテンキーなんてありましたっけ??
ありましたよーん
吉田 さんのコメント
(1998/2/27 22:41:53 - E-Mail)
PC-8001にもありましたよー。(10キーのあるマシンが欲しかったてのがあったんです。)
ただ、カーソルキーが変で、左右用と、上下用が1つしかなく、通常は、右、下(逆かも?)行きで、SHIFTキー併用すると、逆向きに動くという機構でした。確か、PASOPIA7の上下キーもこの方式でした。
テンキー
Saiey さんのコメント
(1998/2/28 08:52:45)
ASCIIの創刊20周年記念号で写真を見ました。たしかにPC-8001にテンキーありますね。失礼しました。(^^;
カーソルキーはどうも写真を見る限り、そのまま押すと上と右のようです。使いにくそー。
あ。
Saiey さんのコメント
(1998/2/28 08:54:56)
よく見ると、PC-8001のテンキーのは、ENTERじゃなくて「RET」って書いてありますね。
#スレッドが違うかな・・・・(^^;
FP-1000
吉田 さんのコメント
(1998/5/9 20:19:12 - E-Mail)
掃除をしていたら、15年ほど前のパンフレットが出てきました。
下位機種のFP-1000モデルは640*200モノクロのみになっています、
価格は
FP-1000,\98000
FP-1100,\128000
です。このパンフは、昭和57年11月6日現在のものですので、6つ上の疑問は解消されたと思います。>^_^<
倍倍精度演算での精度は24桁、関数も16桁まで対応、指数での演算範囲は、10^99まで可能。
(しかし、10^99て使うんでしょうか、最大の単位である「無量大数」ですら、10^64なんですが。)
搭載されているBASICはC82‐BASICです。このころの標準的な命令を有しています。
うぉぉ懐かしい
笹井シンヤ さんのコメント
(1998/5/10 02:32:56)
FP-1100とは懐かしいですね。
これもカタログ性能はPC-8801やらFM-8やらに迫るものがありながら、カシオがパソコンメーカーとしてマイナーだったために消えていったパソコンですよね。中学の後輩が持っていました。
で、これはゲームにはやたら不向きでして、リアルタイムキー入力が出来なかった記憶があります。1秒後からリピートが始まってしまうんです。これはBasicレベルだけの話なのかな?マシン語で動いているゲームでも同じだったような・・・しかもクリック音(ピッ、ピピピピピッていう音)がするし。
で、あと印象的なのは、「キーボードのケーブルが本体と直付けで、取れない」というやつです(笑)
FP-3000
笹井シンヤ さんのコメント
(1998/5/10 05:35:32)
誰も書いていないようですね。
ということは、誰も覚えていないのかもしれませんね。
私も忘れていました。
なぜ、こんなものを思い出したかというと、カタログが出て来たからです(^^;
こりゃ凄いです。珍品です。
松下のJR-300並みにマイナーです(笑)
CPUは、i8086-2コンパチ(8MHz)。RAMは128kB標準実装、最大768kBまで拡張可能。
グレードにはTYPE-1と2があり、違いはGRAMでして、1は32KB、2は96KBです。
グラフィックは640*400、640*200、320*400、320*200、160*100の5モードあるようです。
カラーはテキストモード15色。グラフィックモードで12色中8色(TYPE-2)、15色中4色(TYPE-1)でドット単位に指定可能だそうな。なんか中途半端だなぁ。
で、なんかカタログには120色ペイントって書いてあるんですが・・・
写真のディスプレイの中身を見て納得、タイリングでペイントするみたいですね。
凄いのは形です。なんと、ディスプレイの横に立てる形、そう、X68000やFM-TOWNSのようなスタイルなのです!
しかし、実際の形は、X68000用の拡張I/Oボックスとクリソツです(笑)
そして気になるお値段は、TYPE-1で148000円、TYPE-2で198000円です。
FP-3000
Saiey さんのコメント
(1998/5/11 09:49:50)
写真館に、笹井シンヤさんに提供していただいたカタログ写真を掲載しました。是非ご覧ください。
このカタログのFP-3000って、写真ですよね?なんか、3DCGに見えるのですが・・・。
それにしてもなんか、大きなスピーカーのようなデザインが、おもしろいです。
ドライブ類が見えない・・・。
→ 写真館
HELLO ! FP WORLD !!
aussiden さんのコメント
(1998/6/26 18:33:00 - E-Mail Web)
FPの匂いによせられて、フラフラと来てしまったってカーンジィー。
CASIO再び
yoppy さんのコメント
(1998/7/4 01:09:38 - E-Mail Web)
ナーンちゃって。
などと言ってると、CASIOがパソコンに再参入という記事が載りました。
A5ノート型モデルで、表示部分はHASTという、CASIO独自の方法らしいです。記事には、「10年ぶり」と書いてありました。(7/2毎日新聞)
初めて触ったコンピュータ
よっちゃん さんのコメント
(1998/10/29 16:43:58 - E-Mail)
なつかしいです、もう15年以上前でしょうか。FP-1100は僕が中1のときに友人の家で初めて触ったコンピュータでした。(山田くん元気ですか?ってこんなとこにはこないか)
最初はBASICを覚え、あまりの遅さにアセンブラまで勉強しました。初めてのコンピュータだったので面白くて、興奮の連続でした。自分も欲しかったですが、高くてとても買ってもらえなかったので、友人宅にしょっちゅう遊びに行っては使わせてもらってました。
そう、サブCPUが載っていましたよね。NECのチップだっと思います。
なにせ遅いマシンでしたが、ベジタブルクラッシュというゲームがあって、ギャラクシャン系のゲームなんですが、この動作の速さには驚きました。
今コンピュータ関係の仕事をしているのも、このFP-1100との出会いがあったからだと思います。ということで、僕にとっては特に思い出深いマシンです。
FP-200
八丸八吾 さんのコメント
(1998/12/8 04:56:51 - E-Mail)
FPと言えば、高一の夏にハンドヘルド機の FP-200 を買いました。というか、酒屋のバイトでは FP-1100 や FP-3000 type2 には到底手が出なかったから。
安かろう悪かろうだったけど、PC-8201 と同じ 80C85を搭載し、キーボードはどことなく AppleIIc に似ていたりして、持ってるだけで嬉しかったなあ。
FDDは無理としても、RAMモジュールを拡張してやれなかったのが残念と言えば残念。
FP(CASIO)の実機に触りたかったなぁ
X-07 さんのコメント
(2000/6/16 21:55:04 - E-Mail Web)
実に懐かしいスレッドですね。
CASIOのポケコン(関数電卓?)ユーザーだった私。
当時、大変興味がありましたが、結局お姿も見れずじまい・・最近、オークションに登場しているので、思わず入札してしまいましたが、現在5千円で蹴られてます(;。;)
eecore さんのコメント
(2000/6/22 08:14:24 - E-Mail)
私はFPに触ったことないですが、FP友の会というのがあってFP-1100 100%活用法という書籍もでていたと聞きました。
なんとか手に入らないですかね。
ハードも探してます。
まだ動くかなぁ
AL さんのコメント
(2000/12/05 23:11:58 - E-Mail)
初めて買ったマイコン(^_^;)だったので、使ってはいませんがまだ持っています。FP-1100 100%活用法は技評から出たんですよね。そのあとlast one percent って補足版の小冊子も出ました。
販売終了から随分経ってからCP/Mと本体ROMのバージョンアップをしてもらいました。もう保証できませんよって言われたものの、そんなサービスをしてくれたカシオには特別な想いが残っています。サブCPUの
マニュアルもNECに頼んだら送ってくれましたっけ。無料だったように記憶しているんですが、今では考えられない程のんびりした時代でした。
FPワールド
SIM-SIM さんのコメント
(2000/12/06 00:31:43)
私も初めて買ったマシンが、FP-1100でした。
数少ない資料を買ってちょっとずついじって遊んでいました。
途中で、CP/M用のROMに差し替えて、スクロール速度が速くなって嬉しかったのを覚えています。
最近、FP-200,FP-6000と立て続けに入手できたので、そのうち OLD-CASIOページでも作ってみます。
AL さんのコメント
(2000/12/07 01:23:21)
CP/Mバージョンアップの時の速度アップや
起動時のキーがCAPSオフに変更されてたり、
心意気感じました。その後、友の会のROMに
差し替えたので、そんなに長くは使って
いませんでしたけど。
FP-6000は店先で見たきりなので、機会が
あったら是非FPワールド拝見させてください。
P.S.
ヤフーのオークションにFP-1100出ていますね。
FP−1100
綾小路 さんのコメント
(2001/02/26 04:04:22)
このPCはN−88BASICもしっかり動いた記憶があります^^
なかなか凄いマシンだったと思いますが、多少キーIOの件で動かなかったモノもあったようナ^^;
黎明期のPCえお代表する日立のS1シリーズと並ぶ名機ですね^^
FP-7000
SIM-ISM さんのコメント
(2001/05/31 23:42:08)
今度は、FP-7000をゲットしました。(やれやれ)
キーボードが、FP-6000にそっくりだが、ケースの形はまるで違う。
FP-1100に似ているところと言えば、本体が鉄製なので、異常に重いところ。(笑)
サブCPU他
KERA さんのコメント
(2001/11/08 16:16:08)
ユーザーではありませんでしたが、いくつかの話を昔
友人に聞いたことを覚えています。
ハドソンのゲームはサブCPUを使ってたらしいですが、FM-7/8と違いサブにプログラムを送る手段が提供されていません。
ちょっと記憶に自信がありませんが、BIOSの正規のテーブルをはみ出したところにVRAMアドレスが(偶然)あって、そのアドレスに対応した画面に対してBASICから受信プログラムを書き込んでから、そのアドレスをBIOSコールするというものだったと思います。
VRAMは値が反転する特殊なものを使っていました。
(昨年、サブCPUの資料をNECに問い合わせたら無いと言われました)
C82-BASICにはバグも多かったらしいですが、オールRAMなので大抵のユーザーはパッチを当ててたかも。
PASOPIA7同様、カートリッジで拡張する方式で、FDD、漢字ROM、RS-232Cとかあり、ユーザーの手でFM音源カートリッジも作られたらしいです。
Re:サブCPU他
SIM-ISM さんのコメント
(2001/11/12 20:49:11)
FP-1100のサブCPUは、μPD7801G-1で2MHzで稼働してましたね。
レジスタの構成は、Z80に非常に似ていましたが、
インストラクションは別物でした。
このVRAMの上にプログラムを置いてサブCPU側に
転送する、というのは当時のFPユーザーには非常に
衝撃的でした。今まで信じられないくらい遅かったVRAMへのアクセスが、希望が持てるくらいの速さに
なったのですから。
とはいえ、プログラムエリアはワークエリア用の128byte。
メインCPUとやりとりしながらだったので、スピード
的にはかなり厳しかったですが…。
FDDも単にインターリーブフォーマットにするだけで
高速化できたので、いろいろと楽しいマシンでした。
FP-1100版ロードランナー
SIM-ISM さんのコメント
(2002/03/14 10:07:12)
久しぶりに来てまた記憶の隅から掘り起こしてみたりして。
そういえば、FP-1100にもロードランナーありましたねぇ。
メーカー製じゃなかったけど。
私がプレイしたのは、カセットテープ版でした。
ディスク版もあったらしいですが。
ロードランナーのオリジナルを作っていたDUG SMITHは
今ごろどうしているんだろうか?
和知電機
VJW さんのコメント
(2002/04/09 21:23:23)
FP-1100といえば、秋葉原の和知電機で増設ボード用の回路図
なんかを配布してましたけど、覚えてる方いらっしゃいますか?
「FP-1100 (1)」へ続く。