「ワイルドスピード」

2002年10月26日  

 何となく映画館を覗いたらすいてるみたいだったから、「トリプルX」を鑑賞。土曜のお昼だというのに20人くらいしか客がいないよ。人気ないのかな?
 主人公はワイルドスピードに出てた人だよね。表情の作り方とかが何となく上手で良いなぁと思う。
 で、もともと中途半端な近未来ものってあんまり好きじゃないのよ。これもその例に漏れず、透視できる双眼鏡とか出てきてちょっと興ざめって感じ。でもそれ以上に、最後に出てくるあの変な船。あれが見るからに質感低くておもちゃっぽくて、日本の特撮映画に出てくるメカみたいでイヤ。中途半端な近未来ものって、こういうメカ系が恥ずかしい場合が多くてねぇ。
 でもアクションの方は結構良かったと思うよ。ちょっとむちゃしすぎだろーとか、結構いろいろ多彩なアクションを見せてくれるところとか、良いよね。
 これって007とかスパイ大作戦とかそういう系統を狙った映画なのかなって思うけど、メカ系、特に最後の船をもう少し今時っぽくかっこいい迫力のあるものにしてくれれば、もっと素直に楽しめたと思うなぁ。そういうところ以外の部分では、普通におもしろい映画だと思うんだけど。

ワイルドスピード トリプルX
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2002年4月29日  

 DVDで「ワイルドスピード」を鑑賞。ストーリーの大筋は、まぁどっかで見たことある感じのやつかな。この系統のやつはアクションがおもしろくて最後にちょっとホロリとさせてくれればだいたいOKだよね。
 で、あのマシンガンを撃ってくる中国系の何とかって奴らがなんだかわかんなかったけど、おとり捜査官と容疑者がだんだん仲良くなってく、みたいな過程は結構よく描けてていい感じだったね。肝心の車のアクションシーンも、そりゃあシュワちゃんの映画とかに比べたら迫力とかは劣るけど、スピード感とかよく出てて良かった。
 ただ、いわゆる「走り屋」を題材にした映画なわけだけど、車好きの人間を熱くさせる内容かって言うと、ちょっと違うかなぁって感じ。その最大の理由はやっぱやってるのがゼロヨンだからだと思う。ゼロヨンってやったことないし、別にゼロヨンの楽しさを否定するつもりはないけど、「映画」として考えると、例えば峠やサーキットを走るのと比較して映像的につまらないよね。一応競争にはなってるみたいだけど基本的にまっすぐ速く走るだけだし。峠やサーキットならコース取りにしても相手を抜かすってことにしても、そこに作戦とか駆け引きとかあって、レースの進行自体をドラマチックに見せることができるけど、ゼロヨンだとなかなか難しそうだし。実際この映画でも「走りのテクニックが」とか、「チューニングがどうこう」とかって話はほとんどないよね。
 アメリカだとほとんどゼロヨンばっかりなのかな?まぁ、よっぽど遠くへ行かないと峠なんかないか。

ワイルドスピード 前作
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