「ソニー自叙伝」

2002年10月31日  

 江戸東京博物館へ「本田宗一郎と井深大 展」を見に行く。両国なんて初めてかも。
 展示は、2人の生い立ちから始まって、ソニーとホンダの昔の製品とかポイントとなる製品なんかが展示されてる。ホンダの昔の車が結構かっこよくて良いよねぇ。ソニーはテープレコーダとトリニトロンが主体かな。昔の方法で磁気テープを手作りして録音再生実験とかしてる映像が流れてて、以外と簡単な感じでなかなか興味深かったわ。それにソニーについては以前「ソニー自叙伝」を読んだから、それに出てきた製品の本物がいろいろ見られて、それがなんか良かったかも。
 ただ、2人の名前で展示をやってるのに、結局ソニーとホンダの歴史になっちゃうのは、どーしよーもないのかなぁ。もう少し、なんだろ、人間ドラマみたいのが感じられると良かったね。展示じゃ無理かな。第2展示室で流されてたビデオがいくらかそんな感じで良かったけど、あれをもうちょっと感動できるような作りにするとより良かったかもね。

ソニー自叙伝
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1998年6月25日  

 ソニー自叙伝 読了。この本は終戦直後に東京通信工業として会社を興すところから、今のSONYになるまでのノンフィクションなんだけど・・・。いやー、めちゃめちゃおもしろかった。こー、なんて言うんだろうね、うまく言えないけど、自分たちの好きなことをやって、自分の技術力を信じて、新しいコンセプトの製品を作って、それを世に問う。それが認められて、商品が徐々に売れて、会社が大きくなっていく。その辺の、う〜ん、ものを創る喜びと、それが認められる喜びっていうのかな、その辺が感じられて、すごい良かった。
 何年か前にセガのこういうノンフィクションを読んだことがあるけど、こっちも結構おもしろかったような記憶があるけど、セガのはSONYのにくらべると人間の印象が薄めなのと、ものを創っていく課程の描写が足らなかったような気がする。だいぶ前に読んだから忘れちゃったけど。(^^;

ソニー自叙伝
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