「宮本武蔵」

2003年6月11日  

 吉川英治第9弾「宮本武蔵」読了。さすがに名作といわれるだけあってなかなかおもしろかったけど、佐々木小次郎と戦ったところでおしまいなのね。島の名前も巌流島じゃないし。やっぱさぁ、このあとお通さんとどーなったのかってくらいは、書いて欲しかったなぁ。クライマックスがあって、でもその余韻とか無しでスパッと終わってる感じだから、すごく「途中」感が強いよ。連載当時でも人気があっただろうし、武蔵が死ぬところまで書いて欲しかった。
 大河ドラマと比べると、武蔵以外の主要人物の性格は、大河ドラマの方が素直に受け入れられるって感じがしないでもないね。特に小次郎とか又八とか。
 でも大河ドラマはどこまでやるんだろう。ちゃんと武蔵が死ぬところまでやるのかな?

吉川英治 宮本武蔵
[このおしゃべりにコメントする]
2003年4月24日  

 今吉川英治の宮本武蔵を読んでるんだけど。これって今の大河ドラマの原作だよね。だから小説も読むとよりおもしろいかなぁって思ったんだけど。
 まだ初めの方だけど、でも結構TVと違うね。そこに至る細かいエピソードが違うっていうのはよくあることだし別に良いんだけど、なんていうのかな、登場人物の考え方とか気持ちとか、そういうところにも違いがあって、違和感を感じるって言うのかな。いいのかね、そんなんで。
 今はTVのが先を行ってるけど、そのうち小説が追い越したらTVの方に違和感を感じるのかなぁ。

宮本武蔵
[このおしゃべりにコメントする]