「前に行った」

2002年9月22日  

 今日から親が海外行くから早朝から成田へ。
 途中、急いでんのかかっこつけてんのか知らないけど、車線をぴょこぴょこ変更したりとっくに明るいのにライト付けたままいろんな車あおったりしてる変なセディアワゴンがいて、自分もあおられたけど、無視。そしたら左から抜かして行ったんだけど、すぐに料金所だったからETCゲートでぶち抜いてやった。けっ。
 成田で親をおろして、でもせっかく朝から遠くまで来たのにまっすぐ帰るんじゃつまんないよね。というわけで、適当に観光していくことにする。
 まずは成田山新勝寺。電車で成田へ行くと見える大きな塔が気になってたんだよねぇ。で、お寺自体は結構歴史があるみたいなんだけど、建物はなんか新しい感じのが多いね。でも、釈迦堂だったかな?これは古くて趣がある感じだし、なによりまわりの壁や扉にずーっと浮き彫りがしてあって、これがすばらしいねぇ。新しい建物に趣がないのはそりゃあ当たり前だけど、どーしてこういう凝った細工みたいのって全然ないんだろうねぇ。
 次は51号線をずーっと走って、鹿島神宮へ。いやー、拝殿本殿。いいわぁ。あんまり大きくないけど、茅葺き屋根に苔が生えてていい感じ。ほとんど拝殿の正面しか見れないのが超残念。中入りたい。
 かわいい鹿を見て、奥宮を見て、要石へ向かって林の中を歩く。静かでうっそうとした林がいい雰囲気。風がふいてざわざわざわーってする音が好き。要石は、もっと大きな石なのかと思ったら、直径30cm位の平べったい石の頭が地面からのぞいてるだけだった。でも、その昔7日間掘り続けても全体が出てこなかったっていうから、相当でかい石が埋まってるんだね。まぁ、掘り出そうと思ったってのも、おもしろいけど。
 御手洗。トイレじゃなくて、鯉が泳いでる四角い池に鳥居がたってる感じのところ。お参りの前に体を清めるところらしいんだけど…はぁぁぁぁぁぁぁ。すばらしすぎる。その、神秘的な雰囲気が、もお、もお、もお。いいわぁ。
 抹茶を飲んで、宝物館を見物して、おしまい。いやー、鹿島神宮はすばらしいねぇ。すごく良かった。成田山がなんとなくどーしてもお金の臭いがしちゃうのに対して、こっちは純粋に歴史と信仰を感じるって感じ?
 また51号をひたすら走って、水戸。
 お昼して、さて偕楽園でもって右折で出ようと思ったら、「ガリ」。あら、アゴ擦った?でもそんな急な段差じゃないのに。と思った次の瞬間、右リアが何かに乗り上げた。「あっ」って思ったらストンと落ちて「ガーン!!」って強い衝撃が。ほ、ほえぇ〜。やっばー。見ると、擦ったのはアゴじゃなくてサイドステップだった。どーも出る時に右に寄りすぎてたみたいで、歩道端の縁石にぎりぎり乗り上げちゃったみたい。で、リアバンパーやっちゃったかなぁって思ったんだけどそれは無傷。でもショックの突き上げだけの衝撃じゃなかったよなぁってよく見たら、バンパー側面の奥にある、縦に出てる硬い鉄板がちょっぴり凹んでた。これってフレーム?うわわわわ。まぁ、大丈夫だと思うけど。(泣)
 気を取り直して、偕楽園。でも何なのかよくわかってなくて適当に行って駐車場に止めて、常陸神社、義烈館、好文亭と見物。義烈館がまぁまぁおもしろかったかな。好文亭は、こういうのってただ「何とかの部屋」とかってだけでさほどおもしろいものじゃないのに、これってもしかして再建?うーん。
 徳川博物館に止め直して見物。西洋系の美術館って感じな雰囲気の真新しいきれいな建物。展示物は、徳川家に伝わる宝物って感じかな。徳川何とかさんが乗ってた車まで展示されてたよ。
 靖国神社を参拝した後、県立歴史館を見物。展示室が1つ入れ替え中で見れなかったのが残念なのと、順序の矢印があるのにうまく見ていけるようになってなくて役に立ってなかったりしたけど、説明が豊富でじっくり読めばなかなかおもしろそうな感じだった。でもなんか水戸に来たあたりからうっすらと気持ち悪くてねぇ。ちょっとちゃんと読む気が起きなかったわ。(^^;
 東照宮を見たところでうす暗くなってきたし、見物は終わりにして帰る。6号線で東京へ向かったんだけど、途中結構渋滞しててねぇ。しかも雨がざーざー降ってくるし。都内からは首都高と東名で帰ったんだけど、なんだかんだで7時間くらいかかったかな?午前様だよー。疲れたー。でも、水戸は以外と見るところがあるね。もう1回行きたいかも。

鹿島神宮 前に行った
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