手に汗握った、
あの日々

(1/7)

MSXシリーズ
思い出のソフト

 MSXシリーズ用のソフトには同じソフトでもMSX用とMSX2用が別に存在したり、ROM版とFD版が別に存在したりしました。下に書いてあるメディアや対応機種は私が実際にやったもので、実際には同名タイトルで違うメディアや機種用のものが出ている場合があります。

 しかし結局ゲームだけになってしまった・・・。

グラディウス (コナミ・MSX・ROM)
 言わずとしれた名作シューティングの移植版です。でも私は本物をやったことがなかったりします。
 たぶんMSXで最初の「メガROMカートリッジ」だったのではないかと思います。オプションが2つしか付きませんでしたが、おもしろくできてました。また、オリジナルのボーナスステージが増えていたりして、「きっと容量が余っちゃったんだね」なんて言ってました。

グラディウス2 (コナミ・MSX・ROM+SCC)
 コナミシューティングゲーム史上最高傑作だと私が信じて疑わないゲームです。最初のSCC内蔵ソフトだったと思います。アーケードのIIとは全くの別物で、こっちのが全然先に出ました。
 基本はグラディウスなのですが、グラディウスと違って各面のボスもそれぞれ違っていました。そしてボスを倒すとそのコアから中へ入っていけるようになっています。中が異次元になっている、のかどうか知りませんが、外見からは想像できない広さの中を進んでいってうまく最後まで到達すると、新しい武器がもらえました。しかし、ボスを倒すのに時間がかかりすぎるとせっかく奥まで行ってももらえないなんてこともありました。もらった武器はパワーアップゲージを増やすものと既存のゲージをもう1度やるとパワーアップする形の物がありました。しかし同時使用の制限が結構厳しくて、おそらく誰がやってもベストの組み合わせが同じようになってしまうことがちょっと残念でした。
 コナミのMSX用シューティングの特徴(?)として、「おもしろいけど難しい」というのがあるように思います。難しいのですぐ死んでしまうんですが、おもしろいのでF5キーを押してコンティニューしてしまう。無限コンティニューだというのもそれに拍車をかけていました。やがてゲームオーバーになると自然と手がF5キーに伸びるようになって、延々とやり続けてしまうという感じでした。

沙羅曼蛇 (コナミ・MSX・ROM+SCC)
 アーケードの沙羅曼蛇を元にしたシューティングゲームです。1人でやるとちゃんとオプションを4つつけられるのがすごかったです。でも2人でやると2人で3つまでなのが悲しかったです。さらにもっと悲しいのが、2人でやってもどっちかが死ぬと2人とも戻されてしまう点でしょう。おそらく無限コンティニューにするための措置だとは思うのですが。
 このゲームのボスはグラディウス2のボスであるヴェノムなのですが、彼はグラディウス2のカートリッジにいるという設定になっていました。そのためこのソフトはグラディウス2のカートリッジも挿しておかないと最終面に行くことができず、真のエンディングが見れないという仕様になっていました。良く言えばおもしろい試みですが、1スロットしかないMSXもあるわけですし、なによりそれ1本でゲームが完結していないという点などで、どちらかというと批判的な人が多かったように記憶しています。
 私は最初、どうせすぐには行かないだろうと、めんどうなので挿さずにやっていました。するとある時調子良く進んでしまってそのままグラディウス2を挿してないときのエンディングが見れてしまいました。そこでその後グラディウス2を挿してまた始めたのですが全然そこまで行けず、やっと行けたと思ったら最終面が難しくて結局クリアできませんでした。
 ちなみに写真は、このソフトにおまけで入っていたテレカです。

パロディウス タコは地球を救う (コナミ・MSX・ROM+SCC)
 コナミ一連のパロディウスシリーズの元祖となったシューティングです。自機を4種類の中から選べるのですが、絵が違うだけで能力は全く変わらない物だったと記憶しています。

スペースマンボウ (コナミ・MSX2・ROM+SCC)
 珍しくグラディウスシリーズではない横スクロールシューティングです。SET ADJUST機能を使ったスムーズスクロールを実現していた、様な気がします。
 雑誌で「グラフィックがきれいだ」という記述を見かけたことがあるのですが、実際にはMSX1のグラフィックにMSX2の強化スプライトが使えるモードでやっていたようなので、MSX2のゲームとしてはかなり悲しいグラフィックでした。
 このゲームはコナミのシューティングとしてはかなり難易度が低く、1〜2日で終わってしまって意外と物足りなかった記憶があります。




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