「山岡荘八第3弾」

2000年10月7日  

 山岡荘八第3弾 「徳川家光」読了。4巻しかないのは良いとして。やっぱり、すでに泰平の世の中になっちゃってるせいか、家康や政宗にくらべると、あまり波乱がないというか、なんというか。それに、最初からすでに将軍になってて、秀忠が死にそうなあたりから始まるなんてねぇ。やっぱ、お江与とお福と家光兄弟のごたごたを描いて欲しかったなぁ。
 秀忠ってあまり語られることってないよね。だから、家康と家光の話を読めば秀忠のこともわかるかと思ったのに、山岡荘八のじゃ、家康では秀忠は影が薄くてほとんど出番がなかったし、家光じゃすぐに死んじゃったし。他の将軍は特に何もないような気がするけど、秀忠は語られる価値があるように思うんだけどなぁ。他の作家が書いてるかな。
 そうそう。家康や政宗は本人が死んだところで終わりだったけど、家光は事件が続いてたからしばらくあったね。正雪とか何とかって人の。でも正直、なんの事件なのか良くわかんなかった。結局、なんかやるぞやるぞって言ってただけで、何もしてない感じだし。う〜ん?

山岡荘八第3弾 山岡荘八第4弾
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2000年8月29日  

 山岡荘八第2弾ってことで、「伊達政宗」全8巻読了。家康26巻に比べると、やっぱり8巻しかないからどーしても年月の進み方が早く感じるね。特に家康と絡むようになるくらいまで、ずーっとあらすじっぽい書き方で描かれてたから、なんか最初のうちはつまらない感じだったね。普通に語られるようになってからは、やっぱりおもしろかったけど。でもでもやっぱり8巻くらいだと描き方が足りなくて、ちと物足りないね。倍くらいは欲しかったかなぁ。

山岡荘八第2弾 山岡荘八第3弾
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