スレッド作成 : mioさん
(1997/11/27 17:07:08)
88で、BEEPの周波数を変えることはできません。あれは、BEEPを細切れに出して音を変化させているわけです。他にYsなども同じ事をしていました。
98だと、クロックを変えるとBEEPも変わる、というのがありましたが。
BASIC でも、一応 BEEP 1 と BEEP 0 との組み合わせで同じようなことができたんですけどね。これをマシン語で処理して3重和音とかやってました。
(とても「3重」などと言えないようなヒドい音でしたが・・・)
mio さんのコメント
(1997/11/27 17:07:24)
Ys(ファルコム)などで使用されていた、「古代祐三プリセット音」。
どうやら、ナムコで使っていた音色を、古代祐三が移植し、そのときYM-2203の隠し設定(AMD-4…だっけ?)を使って音に厚みをましたもの、のようです(情報提供:ナムコのK.T)
PC88SRでは、同人音楽集がかなり出ていましたた。緑水ソフト(RST)、ファイアクラッカーなどがレベルが高く、けっこうお気に入りでした。あと、EXPERTさんという人が個人で出していたのですが、これも(キラキラ音が多かったのですが)、けっこう。
あとサウンド関係では…。
PC88SRのBASIC-ROMに入っているサウンドbiosはかなり性能が悪く、テンポによって各チャンネルが微妙にズレて、音が切れてしまうという問題がありました。これを回避するテクを古代祐三が発表してくれ、BASICでもまともな演奏が楽しめるようになりました。
POKE &HE21A, nnn:CMD STOPM:CMD PLAY "T207"
あるいはCMD PLAY "Y38,nnnT207"
という呪文を唱える(?)ものでした。音源のタイマを直接いじって、割り込み速度自体を変更してしまうという荒業でした(実は数字部分があんまり自信ない(^^; )。
サウンドの呪文
Neon さんのコメント
(1997/12/7 15:42:32 - E-Mail Web)
はじめまして、Neonです。
前の発言でmioさんが述べられている呪文、
電波新聞社から発売されているマイコンBASICマガジンの音楽プログラム発表コーナーに載っていました。
古代 祐三氏がYK-2(だったかな?)という名前で
投稿していて、このPOKE文を使ったテクニックを
掲載していました。
ま、書き込む値を微妙に調整しなければならないのですが、
結構使えるテクニックでしたね。
その後、ある人が88用の音源ドライバ「ぴっける君」
なるものを発表して、MMLより更に音を操るのが楽になりましたね。今では同誌には88の音楽関係の投稿はほとんど無いのですが当時読者だった私にとっては非常に懐かしいです。
Saiey さんのコメント
(1997/12/8 09:48:45)
Neonさん、こんにちは。
古代 祐三さんは、YK-2ですね。ファルコムへ行っちゃって、ベーマガをやめられたように記憶してます。
私は今もベーマガを読んでいるんですが、PC-88を持っていなかったせいか、この話は記憶になかったです。
あ、ぴっける君は、もちろん知ってますけど。
よく投稿されてたんですか?
Neon さんのコメント
(1997/12/9 01:46:41)
Saieyさん、はじめまして。
私はもっぱら打ち込み専門でして・・・
だんだん投稿が減ってくる状態を見て寂しく思いました。
それでもPC-8801用のミュージックプログラムが載っている月は買っていたのですがついには載らなくなってしまいました。
このぴっける君、ADPCM音源をスキームのデータを丸々使うという画期的なものでしたが、反面、持っていない人にとってはどうにもならないものでした。
まさか、データだけ配布する訳にも行きませんでしたしね。べーマガ編集部の方たちも悩んだ事でしょう。
その後、ミスティブルーのADPCMデータを使う事も出来るようになりましたがスキームと比べるとあまりいい音が入っていなかったようです。
私はミスティブルーは持っていたのでデータ化しましたが。
今となっては埋もれてしまったのが残念です。
Saiey さんのコメント
(1997/12/9 09:44:12)
スキームってかなりマイナーなゲームじゃなかったですか?持ってる人ってどの程度いたんでしょうね。
私は古代さんがCDを出すまで全く知りませんでした。CDにも画面写真すら載ってないし。未だにどんなゲームかすら知らないという・・・。
今ならCD-ROMにオリジナルでADPCMデータを入れて・・・とか可能なんでしょうけど。
そーいえば、X68用かなんかで、確かアフターバーナーのミュージックプログラムだったと思うんですけど、ADPCMのデータを16進数でどばーっとベーマガにリストを載せたことがあったような・・・。
サウンドボードIIの技?
Neon さんのコメント
(1997/12/11 06:21:17 - Web)
私はスキームは店で売られているのを見たことはありませんでしたね。発売はボーステックでしたっけ?
雑誌(今は亡きテクノポリス)の紹介記事にも一ページでしか取り上げられていませんでした。
なんか小さいキャラクタが(2頭身ではないが)動き回る2Dアクションゲームな画面でした。
私は親戚のうちでやった覚えがあります。
音楽も、サウンドボードII対応とノーマルバージョンの音源ではまた聞こえかたが随分違っていたようでした。
せっかくサウンドボードIIを持っていたなら買えばよかったとちょっと後悔しています。
そう言えば、各機種用に出たサウンドボードIIですが
FRとMRはカードを差しても内部の音源が使えるという怪情報がありました。
もしそれが本当だったならFM3音+6音、PSG3音+3音、リズム6音、ADPCM1音というなかなかすばらしいマシンになったと思います。
Saiey さんのコメント
(1997/12/12 10:11:20)
スキームはボーステックですね、たしか。ここまで取り上げられてないところを見ると、そうとうつまらないゲームだったみたいですねぇ。おもしろかったですか?
内蔵音源も同時に使えるっていうのは、物理的に切り離していなければ、あり得る話ですね。
あらかじめ専用スロットが用意されていたのって、FHとかでしたっけ?
Neon さんのコメント
(1997/12/14 03:18:53)
スキーム、ちょっとやってあまりにも難しい&つまらない?ですぐ止めてしまいました。
しかしこれだけ音楽だけ有名になったゲームも珍しいですね。
ボードIIの専用スロットが用意されていたのはFH/MH、あと確かFEもそうだったような気がします。
技術的な話はよく分かりませんが使用しているI/Oポートアドレスが違うので、こういう技ができるそうです、と日高 徹著「マシン語ゲームプログラミング」(アスキー刊)に書いてありました。
あ、あとFHとかに更にSR用のサウンドボードIIを挿すとさらにすごいモンスターマシンが出来上がるとも
書いてありました。
実際試していませんが・・・
Saiey さんのコメント
(1997/12/15 10:26:26)
> しかしこれだけ音楽だけ有名になったゲームも珍しいですね。
ほんとに。(^^;
普通、ゲームそのものがおもしろくて人気がないと、アルバムなんて売れないというか、出さないというか・・・。
そういえば、FAとかって音源はボードIIのみなんですか?両方内蔵してるけど、普通は片方しか使(わ|え)ないのかな。
とんでもない!スキームはおもしろいぞぉ。
にっける さんのコメント
(1997/12/16 09:46:36)
そこそこやりこまないと、あの面白さはわからないけど、
すばらしく、よく出来たアクションゲームでしたよ。
よくぞ88でここまで作ったものだと関心して、思わずマスターを購入したほどです...。
それよりなにより、あのサウンドを聞きながらプレーできるんですよ!
Saiey さんのコメント
(1997/12/16 13:24:34)
にっけるさん、こんにちは。
あら。おもしろかったんですか。画面すら見たこともない人間が勝手なこと言って、失礼しました。(^-^;
なるほど、やり込まないと、というタイプですか。でも、じゃあ、全然マイナーなのは何ででしょうね。宣伝のたぐいをほとんどしてないってことなのかな。
あのサウンドを聴きながらっていうのは、たしかに魅力ですねー。
もし良かったら、スキームの魅力を語ってください。
失礼しました。
Neon さんのコメント
(1998/1/6 01:58:25 - E-Mail Web)
スキームは面白い・・・。いや、失礼しました。
一回しかやっていないもので。そこそこやり込まないと面白く感じなかったかもしれません。
PC-8801のゲームはほとんどが、やり込まないと面白さを感じない、というものだったと私は感じています。
また、当時はもっとがまん強いユーザーばっかりだったので途中で投げ出す、ということが少なかったと思います。
最近はユーザーの選択の幅が広がってきたので飽きっぽい人も多くなったと思います。ある意味では贅沢になった、目が肥えた、というのでしょうか。
当時のゲームがいいかげんだった、というわけではないのですが今のゲーム会社の苦労は並大抵なものではないでしょう。
でも、昔のゲームのほうが入れ込んでやっていた、と言う気がするのは何故でしょうか?
Saiey さんのコメント
(1998/1/6 17:41:52)
昔のゲームの方が入れ込んでやってたっていうのは、私も感じますね。PC-6001の「ポリス&ギャング」なんて、これだけで半年以上遊んでましたから。
目が肥えたっていうのもそうですし、あの頃は「TVゲーム」という遊びそのものが新しくて、おもしろかったんじゃないかという気がします。
若かったからそれだけ気力があった、とか、少ないお小遣いを工面して買ったソフトだから、とかっていうのも、あるかもしれませんが・・・(^^;。
今じゃひどいと数日で・・・。
ザ・スキーム
mio さんのコメント
(1998/1/16 11:09:48 - E-Mail)
が本当の名前だったと思います。
で。
これは、古代氏らが同人で作ったものをボーステックに持って
いったら市販ゲームになったというものです。ちなみに私はあまり
おもしろいとは思えませんでした。
古代氏はPSGの時代、続くFM音源の時代、音源使いとして、
めちゃめちゃ有名でした。それまでアセンブラを駆使してまで、
音をよくしようという人がいなかったのですね。
サウンドボード2の荒技
mio さんのコメント
(1998/1/16 11:16:00 - E-Mail)
たしかに、別機種のサウンドボード2を入れると、同時発声数が
増えて、モンスターマシンができます。ただし、これを操作する
ソフトはついに誰も発表しなかったと思います。
FM12, PSG6, Rythm12, ADPCM2
というものになります。
しかし、FMやPCMはともかく、あのリズムは増えてもあまり
嬉しくないなぁ…。使えたのはハイハットくらいなものだったと
思います。
SB2x2
水の魔導師にゃー さんのコメント
(1998/1/16 15:10:26 - E-Mail Web)
8801とちょっと違いますが
うちのPC−88VA2は音源ボード追加拡張
しています。
使用ボードはPC−9801−73をVA用に
改造して、ちび音美ちゃん(ADPCM)を載せたもの
です。ご存知のとおり73音限は98GSで
採用されていたものですがポートが0x28x,0x18x
なのでポートをいじくって0x08x,0x38xで使える
ようにしたものです。
FM12, PSG6, Rythm12, ADPCM2に加えて
DSPが使えます(^^;;
ドライバ自体はMXDRV/MDRV等が対応しているので
使えないことはないですが、ADPCMx2に対応して
るのはさすがにないですね
Saiey さんのコメント
(1998/1/16 21:53:31)
スキームが元同人ゲーム。へぇー。でもたしかに、雑誌への紹介のされなさ方を見ると、そんな感じですね。
でも昔は、同人持ち込みの市販ゲームって、結構あったんでしょうね。今じゃないだろうなぁ。
73音源って初めて聞いたような気がします。98GS用ってことですか?98GSと同じ音源にするためのCバスボードってことですか?
Re:73音源
水の魔導師ニャー さんのコメント
(1998/1/17 15:54:30 - E-Mail Web)
Saiey さんこんにちは
86音源は73音源の廉価版ですといえばわかるでしょうか?
73音源からDSP機能を除いたものが86音源です。
98GSにはこの音源が組み込まれていますが、同等の機能を他の98で
実現するために作られたCバス用ボードが73音源です
Saiey さんのコメント
(1998/1/19 11:13:19)
なるほど。
ところでこの「86」とか「73」っていう数字は、どっから来てるんでしょう?
音源チップの名前かなぁとか思っていたんですが、チップそのものは73と86で同じ訳ですよね?DSPの有無が違うだけで。
KFELLOW さんのコメント
(1998/2/24 22:22:53)
「86」とか「73」って、単に型番でしょう。「PC-9801-86」とかとか。FM音源ボードはPC-9801-26Kでしたね。それ以前にも「ミュージックジェネレータボード」という名前で、08だか06だかがあったと思います。型番は定かではありませんが...AMD-98(システムサコム)なんてのも、ありましたね。
あんまり関係ない話ですが、実家には「26」ボードがあります。「26k」ではないです。試してみたことはないけれど、本当にVXとかのV30じゃないモードで使うことは出来ないんだろうか。ちなみに、AMD-98も持ってました、もとい持ってます。
型番
Saiey さんのコメント
(1998/2/25 09:15:10)
つまり、「86」とか「73」という数字自体には、特に意味がないってことですね。
AMD-98って、K6とかのAMDとは関係ない?(^^;
9801-26
水の魔導師にゃー さんのコメント
(1998/3/31 19:03:46)
>「26k」ではないです。試してみたことはないけれど、本当にVXとか
>のV30じゃないモードで使うことは出来ないんだろうか。ちなみに
大丈夫でしょう。ちなみにうちの73音源は286以降でしか使えない
と書いていますがVAはV50相当です(^^;;
音源ボード
88だいすき さんのコメント
(1999/2/7 23:48:40)
8801MK2に、FM音源ボード2(たぶん?)は接続できるんでしょうか?
re:音源ボード
keita さんのコメント
(1999/2/18 01:23:21 - E-Mail)
なんか書き込みするのひさしぶりです。
で、
>8801MK2に、FM音源ボード2(たぶん?)は接続できるんでしょうか?
ですが、可能です。もちろん後部スロットに差す形になりますけれど。
……ただ、SR以前の常として?音源ドライバ用にメモリを結構持ってかれます。
それと私の場合だけかも知れませんが、後部拡張スロット形式の純正音源の中でサウンドボード2のラインアウトにだけ目だったノイズ?が乗っていました。どうしてだろう?
個人的にはMIDIインターフェースボード(8801-10)お気に入りでした。
ではでは。
音源じゃないんですけれど
NEWON1 さんのコメント
(1999/6/4 14:22:58)
その昔、88か80のゲーム(名前も覚えていない)で、爆発時の効果音(?)に
カセットのモータ制御のリレー音(カチッ)を使用しているものが
ありました(たしかmotorコマンドで制御できた)
バチッバチッバチッ...と。
いつ壊れるかとひやひやしながら遊んだ覚えが有ります。
しまった
chaos さんのコメント
(1999/6/8 03:41:12 - E-Mail Web)
88だいすきさんへのコメント、PC-8001の方にしてしまいました。
ちゃんと全部読んでから書き込むべきでした。
PC-8801-10はMIDI端子の他に、自分でPSG音源を2つも積んでいます。
デフォルトのINTもFM音源ボードとは異なっているはずなので、
その気になれば、共存するドライバを制作できるのではないでしょうか?
Re:音源じゃないんですけれど
Neon さんのコメント
(1999/9/22 18:00:05 - E-Mail Web)
1年8ヵ月と少々振りの書き込みです^^;
>その昔、88か80のゲーム(名前も覚えていない)で、爆発時の効果音(?)に
>カセットのモータ制御のリレー音(カチッ)を使用しているものが
>ありました(たしかmotorコマンドで制御できた)
>バチッバチッバチッ...と。
>いつ壊れるかとひやひやしながら遊んだ覚えが有ります。
ありましたねぇ。私の知っているところですと
バショウ・ハウスのテスタメントなどがそうだったと思います。
主人公が手榴弾を持っているのですがある敵に触れられるとそれを吸い取られてしまい、
その時にMOTORコマンドを連続して使ったときの音が
して始めて聞いたときにはびっくりした記憶があります(笑)。
「ギギギィ」とかなり心臓に悪い音でしたねぇ。
市販のゲームで使っているのは知る限りこれだけでしたね。
「PC-8801 (1)」へ続く。