今日はまずは朝からスカイダイビング。の予定なんだけど、なんだか昨日から風が強い。天気としては快晴なんだけどね。TVのニュースでも盛んに「Windy Day」って繰り返してる。風が強いと中止になることがあるって書いてあったけど、どーなんだろ。外を見ると、結構な強さで木が揺すられてる感じ。こりゃあ中止かなぁ。行って中止だったら往復$100以上のタクシー代が無駄になるし。飛べるのに勝手にキャンセルしたら$20だったかな。確認は英語なんだよなー。でも勇気を出して、電話して、たどたどしい英語で「Windy Day?」とかって言ってみたら、「Ok.Ok.ノープロブレム!」とかって返事が。大丈夫らしい。
タクシーに乗って、ビルダーシティ空港とかってところまで。40分くらいかかったかなぁ。道路以外、周りになーんにもないところをずーっと走ってきたよ。だからだろうけど、着いたときに運ちゃんが「どのくらいの時間で戻ってくるんだい?」みたいなことを聞いてきた(ように聞こえた)から、「2〜3時間」って答えたら、「オゥ。そんなに待ってられないねー」って(たぶん)。ごめんね、こんな客のいない郊外につれて来ちゃって。
中で、まず体重を量って、日本語の説明ビデオを見て、誓約書みたいのにひたすらたくさんサインして、インストラクターに簡単に空中での姿勢を教えてもらって。お金を払って貴重品をロッカーに入れて、着替え。言葉がわからない割には、なんだかちゃっちゃちゃっちゃと事が進んで、すぐに小さな飛行機に乗った。操縦席以外のイスはもちろん、内装なんてなんにもなくて、5人くらいが乗ったらもうすし詰め状態。気が付いたら離陸してた感じ。
かぶせられた帽子のアゴひもを機内で付けようと思ったら、なんだかきつくて。しまった。地上で試してきついとか何とか言って交換してもらうんだったわ。でも、肉を挟みながら何とか装着。帽子がかぶれないなら、飛ぶことはできない、なんて事になったらいやだからねー。
以外と長い時間上昇を続けたあと、その狭い機内でダイバーのお兄ちゃんと合体。いざ飛び出すという段階で、自分の足をどうしたらいいのかわからずにまごまごしてたら、そのまま「GO!」って感じで飛び出してしまった。
飛び出す瞬間だけちょっと恐怖心が来たけど、あとは全然平気。地面を見ながら、自由落下の感覚と、すごい風圧の中でもちゃんと息ができるってのをしっかり確認するのに十分な時間があった。そのあとパラシュートが開いていきなりぐいっと引っ張られる。あとで見たら、わきの下にアザができてたわ。
で。もともと比較的乗り物には弱い方だし、ちゃんと酔い止め薬は用意してあったのね。ところが「風が強くて中止かもしれない」ってのが覆って、あれよあれよという間に空飛んでたから、飲み損ねちゃった。でもそれって、小型飛行機で上昇するときを心配してたから、その点に関してはほぼ大丈夫だったんだよね。
ところがだよー。失敗だったわぁ。パラシュートが開いて、ふわふわと空中に浮いてる間、ものすごく気持ち悪くて気持ち悪くて気持ち悪くて……。早く地上に降りたいよー。うっぷ。(以下自主規制)
空港近くの砂漠にすっと降りたって、ぱたっと倒れる。合体をはずしてもらって、歩いて空港まで。合体してたお兄ちゃんに「最高だったかーい?」みたいなことを言われたから、「サンキューサンキュー!」とかって、引きつった笑顔で返したよ。体験としては楽しかったし、眼下に広がる景色を見るのは良かったんだけど、体がついていってない感じだったね。地上に降り立ったとたんにすっと気分は治ったけどさ。薬を飲んだ上で再チャレンジしたいね。(^^;
着替えて、タクシーが来るまでの間、飾ってある写真を見ると、みんな帽子なんてかぶってないね。なーんだ。自分もかぶらずに飛びたかったな。で、タクシーでモンテカルロまで。そーいえば、空港にいたのは1時間くらいだったね。他に客がいなかったから早かったんだと思うけど、行きの運ちゃんに悪いことしたかな。
とりあえずベッドに倒れ込んで、お昼までごろごろ。うーん。お昼は簡単に、ホテル内のマック。やっぱこのポテトは多いよ。食べきれん。
午後は実弾射撃。ホテルへの送迎付き。現地の会社ではあるんだけど、日本人インストラクターが対応してくれるから、言葉の心配はなし。ホテルから1BOXでしばらく走って、射撃練習場。銃のチェックをしてるんだと思うんだけど、しばらく準備で待たされて、アイプロテクターと耳あてを付けて、中へ。よくTVとかで見たことあるような、左右を鉄板で区切られた狭いブースに入って、吊り下げた的を狙って撃つ感じ。
なにがあっても絶対に銃口を的の方以外に向けちゃダメだとかって諸注意と、弾の込め方、撃ち方を教わって、いざ実践。銃は5種類。シリンダーに弾を込めるタイプは良いんだけど、カートリッジに入れるタイプはその押し上げのバネが強くて、弾を入れるのが結構大変だね。慣れるとさくさくと入れられるのかもしれないけど、なんか、暴発したら怖いなぁとか思っちゃって、慎重になっちゃうよね。
やっぱ最初はちょっと怖くてふるえちゃうよ。どのくらいの衝撃が来るのかとか、全然わかんないし。実際撃つと、小さな銃でも結構力強い衝撃が来る。薬莢も思ったよりも勢いよく飛び出てくるのね。しかも方向が一定じゃないし。
衝撃の程度がわかると、あとは結構楽しく撃てる感じ。どの銃でも数発はど真ん中に命中して、インストラクターに「なかなか優秀だ」とかってほめられたりv(^-^)v。銃の種類とかって全く知識がないんだけど、それでもやっぱり名前を知ってる44口径マグナムは、さすがに衝撃も強くて、親指の付け根の皮がちょっとむけてしまったり。
薬莢って、もっと熱くなってるのかと思ったら、全然そんなことないのね。ほんのり暖かいかなぁくらいだったよ。持って帰っちゃダメだって言われたんだけど、日本で見つかったらこれでも銃刀法違反になるのかなぁ。
ホテルに戻って、そーいえばマックの隣にアイスクリーム屋があったのを思い出したらなんか食べたくなったから、アイスクリーム。甘ったるいんじゃないかと思ったんだけど、そんなことなくてとってもおいしかったわ。
で。今日は実質最終日。やっぱラスベガスに来た以上、カジノをやらねば。自分は普段全然ギャンブルをやらない人なんだけどね。だから、最終日に余ったドルをすべてかける、という考えだった。成田で比較的多めに両替したから、$200〜$300は余裕で余るかと思ったのに、タクシーに乗りすぎたのか、いつの間にか残金が$200を大きく切ってたわ。で、やるからには「一攫千金!」というわけで、スロットで良さそうなのを物色して。でもここで$1台に挑戦できなかったのが、ギャンブラーじゃない小市民な証拠かなー。$0.25台で、まずは「めざせ$3,000!」。
………。ふぅ(泣)。小さなあたりはあるものの、元金を上回らないうちに、破産しちゃったわ。あっというま。多少なりとも出たら、ルーレットとかにも挑戦しようと思ってたのにな。あーあ。終〜了〜。
スロットが夕食に適当な時間までもたなかったから、またベッドでごろごろ。気を取り直して、今日は動いてるモノレールでベラッジオ。で、パリス。おぉ、ここも天井に空が描いてあって、外な雰囲気だね。はやりなのかな。どこも似たようなもんだけど、フォーラムショップが1番外っぽい感覚がうまかったかなぁ。ここは、空の屋根からエッフェル塔の足が突き出ているのが、おもしろいね。どーせなら、その足の続きを天井に描けばいいのに。
で、人気のパリスのレストランへ行ったら、混んでて「この時間に来てね」っていう整理券を渡された。じゃあエッフェル塔でも登ろうかと、チケットを買って、エレベーターへ。こっちも待たされてレストランの時間に間に合わなかったらやだなぁって思ったんだけど、すいてたわ。
エッフェル塔はちゃんと鉄骨で作ってあるのね。よくもまぁこんなの作ったもんだよ。展望台は金網。高さ的にはストラトスフィアタワーより全然低いけど、綺麗にライトアップされたホテルが近いから、これはこれでなかなか綺麗な夜景を楽しめるね。あと、ベラッジオの噴水ショーが上から見れるのも、なかなか楽しい。
再びレストラン。といっても、やっぱりここもバフェ。っていうか、各ホテルともレストランはバフェなんだよね。それで、その味とか良い物が食べられるとか、そういうので差別化しようとしてる。パリスのは高いんだけど、おいしいとか、カニが食べられるとか、そういうので人気みたい。
お皿を持って回る。うーん、種類が多くて、目移りしちゃうねー。とりあえず、量は少な目、種類を多めにとって、食べる。おぉ、なるほど。人気なだけあってそれなりにおいしいね。なにより、アメリカに来て初めてケーキがおいしいと思ったよ。2つも食べちゃった。
ベラッジオの噴水ショーをもう1度見たあと、モノレールでモンテカルロ。あーあ。これでおしまいだね。 |